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システム診断プログラムの使用
システムに問題が発生した場合は、Dell EMC のテクニカルサポートに問い合わせる前に、システム診断プログラムを実行してください。システム診断プロ
グラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない
場合は、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
Dell 組み込み型システム診断
メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System AssessmentePSA診断としても知られています。
組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。
テストを自動的に、または対話モードで実行
テストの繰り返し
テスト結果の表示または保存
詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
組み込み型システム診断プログラムを使用する状況
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラムePSAを実行します。
起動マネージャからの組み込み型システム診断プログラムの実行
前提条件
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラムePSAを実行します。
手順
1 システムの起動中に、F10 を押します。
2 上矢印キーおよび下矢印キーを使用して、System Utilitiesシステムユーティリティ > Launch DiagnosticsDiagnostics診断の起
を選択します。
ePSA Pre-boot System AssessmentePSA 起動前システムアセスメント ウィンドウが表示され、システム内で検知された全デバイスがリス
トアップされます。
Diagnostics診断が検知された全デバイスのテストを開始します。
Dell Lifecycle Controller からの組み込み型システム診断プログラム
の実行
1 システム起動中に F10 を押します。
2 Hardware Diagnosticsハードウェア診断)→ Run Hardware Diagnosticsハードウェア診断の実行を選択します。
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