Owners Manual
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安全にお使いいただくために
システム内部の作業を始める前に
冷却エアフローカバーの取り外し
冷却エアフローカバーの取り付け
システム内部の作業を終えた後に
SATADOM
SATADOM は、標準 SATA データ接続が内蔵された disk-on-module(DOM)フォームファクタです。デフォルトで、SATADOM には電源ケーブルが取
り付けられており、読み取り / 書き込み位置に設定されています。
SATADOM は オンボード SATA コントローラを使用するため、追加のコントローラを必要としません。
Nutanix では、データドライブとは個別のコントローラ上に起動デバイスがあるため、システムのディスクパフォーマンスが向上します。
SATADOM についての重要な情報
アプライアンスに同梱の SATA Disk‐On‐Motherboard(SATADOM)は、アプライアンスの起動デバイスとして使用するためのものです。
メモ: アプライアンスによって使用される書き込み集中型のアクティビティとプロセスは、起動デバイスではなく、SSD および HDD 上で実行する
ことを意図しています。
仮想マシンを SATADOM 上で実行すると、高可用性を得られず、ローカルの起動ドライブが満杯になり、ホストハイパ
ーバイザがクラッシュする原因になります。これによって、SATADOM の摩耗が進みます。
ハイパーバイザーの起動デバイスは、アプリケーションでの使用を意図していません。
警告: 書き込み集中型のソフトウェアをさらに SATADOM に起動ディスクに追加すると、設計された仕様以上にデバイスが摩耗し、その結果と
して早期にハードウェア障害が発生します。
書き込み集中型アプリケーションの例
以下は、書き込み集中型アプリケーションの例です。
• Hyper-V System Center エージェント
• System Center Conguration Manager(CCMExec.exe)
• System Center Operations Manager(MonitoringHost.exe)
• 書き込み集中型エージェント
• データベース
• ディスク管理ユーティリティ(サードパーティのディスクデフラグまたはパーティションツール)
• アプライアンスでの使用目的外の追加ロール(Web サーバー、ドメインコントローラ、リモートデスクトップサービス など)
• クライアントベースのアンチウイルス
• SATADOM での仮想マシンの直接実行。仮想マシンは、ソリッドステートドライブ(SSD)およびハードディスクドライブ(HDD)上で実行してくださ
い。
SATADOM の取り外し
前提条件
1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し
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