Deployment Guide
Ethernet1、Ethernet2、Ethernet3 に割り当てられた 3 つの IP アドレスは、ラウンドロビン方式で使用されます。
このドメインは、フロントエンド MQTT サーバとの接続を確立するためにデバイスが使用します。
5 プライベートクラウド用の最新の Wyse Management Suite をダウンロードしてインストールします。次のコンポーネントがサービスとしてインストールさ
れます。
a Tomcat
b Memcached
c Mosquitto
d MongoDB
e MariaDB
WMS インストーラがインストールする Mosquitto は、バックエンド MQTT として設定する必要があります。フロントエンド MQTT は手動でインストー
ルできます。デフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files\DELL\WMS です。
サービスとしてのフロントエンド Mosquitto の導入
Wyse Management Suite の場合、インストーラがインストールする Mosquitto の 1 インスタンスで最大 5 万台のデバイスに対応できます。このインスタ
ンスは、フロントエンドとバックエンドの両方の
Mosquitto として機能します。12 万台のデバイスをサポートするには、デバイス接続に対応するために、追
加の Mosquitto インスタンスが必要になります。各 Mosquitto インスタンスは最大 5 万台のデバイス接続に対応できるため、12 万台のデバイスに対応
するには、少なくとも 3 つのフロントエンドインスタンスが必要になります。3 つの各フロントエンド Mosquitto インスタンスは、ポート 1883 を経由して相互
に連携し、各インスタンスは特定の IP アドレスにバインドされます。新しい 3 つの Mosquitto インスタンスをインストールするには、次の手順の説明のよう
に、新しい Mosquitto 導入コピーが 3 つ必要になります。
1 次のエントリのように、Mosquitto フォルダ内に新しい 3 つのディレクトリを作成します。
C:\Program Files\DELL\mq1
C:\Program Files\DELL\mq2
C:\Program Files\DELL\mq3
2 手順 1 で作成したフォルダに、C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto ディレクトリ内のファイルをコピーします。
3 テキストエディタで C:\Program Files\DELL\mq1\mosquitto.conf ディレクトリにあるファイルを開きます。
4 mosquitto.conf フォルダで、bind_address プロパティのコメントを外し、エントリを bind_address <IP1> として更新します。
5 mq1 が IP1 で実行されていることを確認するには、mq1 を開始して次の手順を実行します。
a コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
b C:\Program Files\DELL\mq1 ディレクトリに移動します。
c コマンドプロンプトで Mosquitto.exe –c mosquitto.conf コマンドを実行します。
d Powershell ウィンドウを開き、コマンドプロンプトで PS> get-nettcpconnection -LocalPort 1883 コマンドを実行します。
6 サービスが次の値で実行されていることを確認します。
LocalAddress=IP1
LocalPort=1883
State=Listen
7 mq2 と IP2、mq3 と IP3 の組み合わせで、手順 3、4、5、6 を繰り返してプロセスを完了します。
サービスとしてのフロントエンド Mosquitto の導入
1 管理者権限で Windows PowerShell ウィンドウを開き、次のコマンドを実行して、レジストリおよびサービスデータベース内にサービスエントリを作成
します。
PS> sc.exe “Dell WMS: FE-MQTT1” binPath= “C:\Program Files\DELL\mq1\mosquito.exe run”
PS> sc.exe “Dell WMS: FE-MQTT2” binPath= “C:\Program Files\DELL\mq2\mosquito.exe run”
カスタムのポート設定
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