Administrator Guide
イメージ プル テンプレートは、他のリポジトリーに自動的にレプリケートされません。これらのファイルは手動でコピーする必要
があります。
ファイルのレプリケーション機能は、Wyse Management Suite 2.0 以降のバージョンのリポジトリーでのみサポートされています。
リモート リポジトリーの自己署名証明書を Wyse Management Suite サーバーにインポートすることはできません。リモート リポジ
トリーに対して CA 検証が有効になっている場合、リモート リポジトリーからローカル リポジトリーへのファイルのレプリケーショ
ンは失敗します。
Wyse Management Suite リポジトリを使用するには、次の手順を実行します。
1. パブリッククラウドのコンソールから Wyse Management Suite リポジトリをダウンロードします。
2. インストールプロセスの後、アプリケーションを起動します。
3. Wyse Management Suite リポジトリ ページで、資格情報を入力して、Wyse Management Suite リポジトリを Wyse Management
Suite サーバに登録します。
4. パブリック WMS 管理ポータルへの登録 オプションを有効にする場合は、リポジトリを Wyse Management Suite のパブリック
クラウドに登録することができます。
5. ファイルの同期 オプションをクリックして、ファイルの同期コマンドを送信します。
6. チェックイン をクリックしてから、コマンドの送信 をクリックして、デバイスにデバイス情報コマンドを送信します。
7. 登録解除 オプションをクリックして、オンプレミスサービスを登録解除します。
8. 編集 をクリックしてファイルを編集します。
9. ファイルの同時ダウンロード オプションのドロップダウンリストから、ファイルの数を選択します。
10. Wake on LAN オプションを有効または無効にします。
11. ファイルの高速アップロードおよびダウンロード(HTTP) オプションを有効または無効にします。
● HTTP が有効な場合、ファイルのアップロードおよびダウンロードは HTTP 経由で実行されます。
● HTTP が有効ではない場合、ファイルのアップロードおよびダウンロードは HTTPS 経由で実行されます。
12. 証明書の検証 チェックボックスを選択して、パブリッククラウドの CA 検証を有効にします。
メモ: Wyse Management Suite サーバからの CA 検証が有効になっている場合、クライアントに証明書が存在する必要があ
ります。アプリおよびデータ、イメージのプル / プッシュなど、すべての操作が成功します。クライアントに証明書が存在
しない場合、Wyse Management Suite サーバの イベント ページに、「認証局の検証に失敗しました」という汎用監査イベント
メッセージが表示されます。アプリおよびデータ、イメージのプル / プッシュなど、すべての操作が失敗します。また、
Wyse Management Suite サーバーからの CA 検証が無効になっている場合、サーバーおよびクライアントからの通信はセキュ
アなチャネルで、証明書署名の検証を行わずに実行されます。
13. 所定のボックスにメモを追加します。
14. 設定の保存 をクリックします。
サブネット マッピング
Wyse Management Suite 2.0 から、ファイル リポジトリーにサブネットを割り当てることができます。ファイル リポジトリーを最
大 25 のサブネットまたは範囲に関連付けることができます。またリポジトリーに関連付けられたサブネットに対して優先順位を
設定できます。
Wyse Management Suite 2.1 のサブネット マッピングを使用して、BIOS パッケージを導入することができます。リモート リポジト
リー、テナント クラウド リポジトリー、またはオペレーター クラウド リポジトリーから、複数のファームウェア パッケージをアッ
プロードして導入することができます。この機能は、Wyse Management Suite Pro ライセンスでのみ適用可能です。
メモ: Subnet Proximity は、ThinOS 9.x デバイスではサポートされていません。
サブネット マッピングの設定
手順
1. [ポータル管理] > [ファイル リポジトリー]の順に移動します。
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