Administrator Guide
● アプリケーションおよびオペレーティング システムのイメージ導入 - アプリケーションとオペレーティング システム イメージ
のアップデートは、[アプリケーションとデータ]タブから導入できます。アプリケーションは、ポリシーグループに基づいて導
入されます。
メモ: 詳細設定のアプリケーションポリシーを使用すると、要件に応じて現在およびすべてのサブグループにアプリケーショ
ンを導入することができます。オペレーティング システムのイメージは現在のグループのみに導入できます。
Wyse Management Suite は、標準および詳細設定のアプリケーションポリシーをサポートします。標準のアプリケーションポリ
シーを使用すると、単一アプリケーションパッケージをインストールできます。アプリケーションのインストール中にデバイス
が再起動します。各アプリケーションのインストール前およびインストール後、デバイスを再起動します。詳細設定のアプリ
ケーションポリシーを使用すると、複数のアプリケーションパッケージを 2 回再起動するたけでインストールできます。この機
能は Pro エディションでのみ使用可能です。詳細なアプリケーション ポリシーは、特定のアプリケーションをインストールする
のに必要な、プリ/ポスト インストール スクリプトもサポートします。
デバイスを Wyse Management Suite で登録する場合、またはデバイスを新しいグループに移動する場合に、標準および詳細設定
のアプリケーションポリシーを設定できます。
アプリケーション ポリシーおよびオペレーティング システム イメージのシン クライアントへの導入は、すぐに実行するか、ま
たはデバイスのタイムゾーンやその他の指定されたタイムゾーンに基づいてスケジュールを設定できます。
● デバイスのインベントリ- このオプションは デバイス タブをクリックすると特定できます。デフォルトでは、このオプション
は、システムのすべてのデバイスのページ単位リストを表示します。グループかサブグループか、デバイス タイプ、オペレーテ
ィング システム タイプ、ステータス、サブネット、およびプラットフォームかタイムゾーンかなど、さまざまなフィルタ条件
を使用して、デバイスのサブセットを表示することを選択できます。
[デバイスの詳細]ページを開くには、このページにリストされているデバイスのエントリーをクリックします。デバイスのす
べての詳細が表示されます。
[デバイスの詳細]ページには、デバイスに適用可能なすべての設定パラメーターの他、各パラメーターが適用されるグループの
レベルも表示されます。
このページでは、[デバイスの例外]ボタンを有効にすることで、該当デバイスに特有の設定パラメーターを設定することもで
きます。このセクションで設定したパラメーターは、グループまたはグローバル レベル(またはその両方)で設定されたいずれ
のパラメーターよりも優先されます。
● レポート - 定義済みフィルターに基づいて、レポートを生成および表示することができます。レポートを生成するには、[ポータ
ル管理]ページの[レポート]タブをクリックします。
● モバイル アプリケーション - モバイル アプリケーションを使用するとアラート通知の受信およびデバイスの管理が可能です。
Dell モバイルエージェント は Android デバイスで利用できます。モバイル アプリケーションおよび『Dell モバイル エージェン
ト開始ガイド』をダウンロードするには、[ポータル管理]ページの[アラートと分類]タブをクリックします。
Wyse Device Agent
Wyse Device Agent(WDA)は、すべてのシン クライアント管理ソリューション向けの統合エージェントです。WDA をインストー
ルすると、Wyse Management Suite を使用してシン クライアントを管理できます。
Wyse Device Agent では、次の 3 種類のカスタマー セキュリティ環境がサポートされています。
● 非常に安全な環境 - 新しいデバイス検出の際に不正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減するために、管理者は
各デバイスに個別にログインし、Wyse Management Suite サーバー URL を設定する必要があります。CA 署名証明書または自己
署名証明書のいずれかを使用できます。ただし、デルでは CA 署名付き証明書を使用することをお勧めします。自己署名証明書
付き Wyse Management Suite プライベート クラウド ソリューションでは、証明書はすべてのデバイスに手動で設定する必要が
あります。また、証明書をエージェント設定フォルダーにコピーして、証明書を保持し、デバイスを再イメージ化した後でも、
不正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減する必要があります。
エージェント設定フォルダーは、次の場所にあります。
○ Windows Embedded Standard デバイスの場合 — %SYSTEMDRIVE%\\Wyse\\WCM\\ConfigMgmt\\Certificates
○ ThinLinux デバイスの場合 - /etc/addons.d/WDA/certs
○ ThinOS デバイスの場合 - wnos/cacerts/
メモ: USB ドライブまたは FTP パスを使用して、ThinOS オペレーティング システムを実行しているシン クライアントに証
明書をインポートする必要があります。
● 安全な環境 — 新しいデバイス検出の際に不正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減するために、管理者は CA 署
名証明書を使用して Wyse Management Suite サーバーを設定する必要があります。デバイスは、DHCP/DNS レコードから Wyse
Management Suite サーバーの URL を取得し、CA 検証を実行できます。自己署名証明書付きの Wyse Management Suite プライ
ベート クラウド ソリューションでは、デバイスに登録前の証明書がない場合、最初の登録後に証明書をデバイスにプッシュす
16 Wyse Management Suite を開始する