Deployment Guide
カスタムのポート設定
Wyse Management Suite v1.1 では、インストール済みアプリケーションのデフォルトポートとして次のポートが使用されます。
• Apache Tomcat: 443
• MariaDB データベース: 3306
• Mongo データベース: 27017
• MQTT Broker: 1883
• Memcached: 11211
1 上記の 1 つまたは複数のサービスでデフォルト以外のポートを使用する場合は、Wyse Management Suite のインストール時に カスタム インストー
ルオプションを選択します。続いて表示される画面のオプションでは、MongoDB および MariaDB のローカルデータベースを使用したり、リモートでイ
ンストールされたデータベースを使用したりできます。
2 次のいくつかの画面では、インストール時にインストーラによって使用されるデフォルトポートを変更できます。
トピック:
• Wyse Management Suite のインストール後にポートを変更する
• MQTT ポートの変更
• MariaDB ポートの変更
• MongoDB データベースポートの変更
Wyse Management Suite のインストール後にポートを変
更する
本項では、Wyse Management Suite のインストール後にポートを変更する方法について説明します。インストール後にポートを変更するには、Wyse
Management Suite をアンインストールし、カスタム インストールモードを使用して再インストールし、ポートを変更します。再インストールを避けたい場合
は、以下の項で説明する手順に従ってポートを手動で変更します。
Tomcat サービスポートを変更するには、次の手順に従います。
1 Tomcat サービスを停止します。このエントリは、Dell WMS: Tomcat Service で識別されます。
2 テキストエディタで C:\Program Files\Dell\WMS\Tomcat-8\conf\server.xml ファイルを編集します。
3 ポートエントリ 443 のすべてのオカレンスを検索して、使用するポート番号に置き換えます。ポート 8443 への参照を変更するかどうかは任意です。
4 server.xml ファイルを保存して終了します。
5 Tomcat サービスを開始します。
6 URL にポート番号を入力する必要があります(デフォルトポート 443 の場合は URL から省略できます)(例:https://
xyz.wysemanagementsuite.com:553/ccm-web
)。URL に指定するポートは、ポータルアクセスとデバイス登録の両方に使用する必要がありま
す。
Memcached ポートの変更
Memcached ポートは、Wyse Management Suite v1.1 のインストール中に変更できます。新しい Memcached サービスを作成するには、アンインストー
ルと再インストールを実行する必要があります。インストール後は、
Memcached ポートの詳細を変更しないことをお勧めします。
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