Administrator Guide
表 45. ファームウェアのアップグレードの設定
オプション 説明
ライブアップグレードの無効化 このパラメータは、Thin Client を再起動した後即座に、定義されたポリシ
ーに基づいて、Thin Client に新しいファームウェアを自動的にインストール
します。毎回の再起動で新しいファームウェアを確認するには、このオプショ
ンを無効にします。
ファームウェアアップデートロジック このパラメータは、管理コンソールから新しいファームウェアが公開されたとき
の Thin Client の動作を決定します。ドロップダウンメニューから、次のオプ
ションのいずれかを選択します。
• アップデートしない — Thin Client は、管理ポリシーに割り当てられた
ファームウェアのバージョンを無視します。
• 新しいファームウェアのみ — Thin Client は、管理ポリシーに新しいバ
ージョンが割り当てられた場合にのみファームウェアをアップデートしま
す。
• 任意の異なるファームウェア — バージョンがデバイス上の現在のイメー
ジより下であっても、Thin Client は管理ポリシーによって割り当てられ
たバージョンにファームウェアをアップデートします。
ローカルファームウェアのチェックをスキップ Thin Client がファームウェアアップデートのためのローカルファイルサーバのチ
ェックをバイパスできるようにするには、このオプションを選択します。
メモ: デルでは、管理コンソールでファームウェアを定義する場
合、このオプションを有効にすることをお勧めします。ファームウェ
アポリシーが管理コンソールとローカルファイルサーバ上のファー
ムウェアにある場合、
Thin Client が異なるイメージを適用する
ため、無限の再起動につながります。
署名の検証 署名を検証するには、このチェックボックスを選択します。
BIOS アップグレードを有効にする このオプションを選択して、BIOS アップグレードプロセスを有効にします。
BIOS ファイルの選択 ファイルリポジトリにアップロードされた BIOS ファイルを選択するには、このオ
プションを選択します。ドロップダウン メニューから、BIOS ファイルを選択し
ます。
パッケージ アップグレードを有効にする パッケージ アップグレード プロセスを有効にするには、このオプションを選択
します。このオプションは、ThinOS 8.6_017 以降のバージョンを実行するシ
ン クライアントで使用できます。パッケージをアップロードするには、[アプリ
とデータ] > [OS イメージ リポジトリー] > [ThinOS] > [パッケ
ージ
ファイルの追加]の順に移動します。詳細については、「リポジトリー
への ThinOS パッケージ ファイルの追加」を参照してください。
利用可能なパッケージ シン クライアントに導入する必要があるパッケージ ファイルを選択します。
目的のプラットフォームまたはファームウェアのマッピングの定義 このオプションは、特定のファームウェアバージョンを異なるプラットフォームタ
イプにマッピングします。
プラットフォームタイプを特定のファームウェアバージョンにマップするには、次
の手順を実行します。
1 プラットフォームタイプ ドロップダウンメニューから、プラットフォームを
選択します。
2 自動導入のためのファームウェア ドロップダウンメニューから、ファー
ムウェアバージョンを選択します。
プラットフォーム タイプのリストと[ファイル リポジトリーのインベントリ
ー]ページにアップロードされているファームウェアのバージョンの数が
表示されます。
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グループの管理および設定