Deployment Guide
Wyse Device Manager から Wyse Management
Suite へのデバイスの切り替え
WDM から Wyse Management Suite へのデバイスのインポートが完了すると、Wyse Management Suite のデバイス登録ステータスは
事前登録済み と表示されます。
Windows Embedded Standard、Windows 10 IoT Enterprise、ThinLinux、SUSE Linux デバイスを WDM から Wyse Management Suite に
切り替えるには、RSP パッケージを導入します。RSP パッケージを導入すると、接続が WDM から Wyse Management Suite に変更
され、Wyse Device Agent(WDA)が新しいバージョンにアップグレードされます。
ThinOS デバイスを WDM から Wyse Management Suite に切り替えるには、INI パラメータを導入します。
Wyse Management Suite の ポータル管理 タブを使用して、ThreadX 5.x デバイスを Teradici サーバと同期させます。
メモ:
● グループのデバイスごとに、デバイスがグループに事前登録されます。テナントに MAC アドレスが存在すると、事前登録
は失敗します。インポートデータに MAC アドレスが重複したデバイスがある場合は、同じ MAC アドレスを持つ最初のデ
バイスがインポートされます。
● Wyse Management Suite は、MAC アドレスを使用して、事前登録された既存デバイスとデバイスを一致させます。MAC ア
ドレスが正しい場合は、事前登録済みデバイスのグループ ownerId が返されます。MAC アドレスが正しくないか利用でき
ない場合、デバイスは管理対象外グループに配置されます。
WDM から Wyse Management Suite へのデバイスの切り替えが完了すると、Wyse Management Suite コンソールのデバイス登録ス
テータスは 登録済み に変更されます。
トピック:
• 対応オペレーティングシステム
• ThinLinux デバイスへの RSP パッケージの導入
• RSP パッケージの SUSE Linux デバイスへの導入
• RSP パッケージの Windows ベースデバイスへの導入
• INI パラメータの ThinOS デバイスへの導入
• ThreadX 5.x デバイスの WDM から Wyse Management Suite への切り替え
対応オペレーティングシステム
デバイス切り替え機能は、次のオペレーティングシステムでサポートされます。
● Windows Embedded Standard 7(32 ビット)
● Windows Embedded Standard 7P(64 ビット)
● Windows Embedded 8 Standard(64 ビット)
● Windows 10 IoT Enterprise(64 ビット)
● ThinLinux
● SUSE Linux Enterprise
● ThinOS および ThinOS Lite
● ThreadX 5.x
ThinLinux デバイスへの RSP パッケージの導入
RSP パッケージを ThinLinux ベースのデバイスに導入するには、次の手順を実行します。
1. Dell Digital Locker から、RSP パッケージをダウンロードします。
2. ダウンロードした RSP パッケージを、Wyse Device Manager(WDM)バージョン 5.7.2 以降に登録します。
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