Administrator Guide
表 93. IEEE 802.1X 設定
オプション 説明
ネットワークタイプ ドロップダウンリストから、希望するオプションを選択します。システムは自動
的に再起動して、ネットワークタイプの変更が適用されます。
Ethernet 速度 ドロップダウンリストから、希望するオプションを選択します。選択したオプシ
ョンは不揮発性メモリに保存されます。システムは自動的に再起動して、
Ethernet 速度の変更が適用されます。
IEEE802.1x 認証の有効化 IEEE802.1x 認証を有効にするには、このオプションを選択します。IEEE
802.1X
は、ポートベースネットワークアクセス制御(PNAC)の IEEE 規格
の 1 つです。これはネットワークプロトコルに関する IEEE 802.1 グループの
一部です。これは
LAN または WLAN を用いるデバイスでの認証機構の
1 つを提供しています。
EAP タイプ ドロップダウンメニューから、希望するオプションを選択します。利用できるオ
プションは次のとおりです。
• 軽量拡張可能認証プロトコル(EAP-LEAP) - これはワイヤレスネ
ットワークおよびポイントツーポイント接続で使用される認証プロトコル
の
1 つです。LEAP の設計では、802.1X ポートアクセス制御をサポー
トする 802.11 WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)において
より安全な認証を提供するようにされています。
• トランスポート層セキュリティ(EAP-TLS) - クライアントとサーバの認
証を提供します。通常はワイヤレスネットワークで使用されるもので、
ワイヤレスクライアントとサーバの両方における強力な認証形式の 1 つ
です。
• 保護された拡張可能認証プロトコル(EAP-PEAP) - 暗号化およ
び認証されたトランスポート層セキュリティ(TLS)トンネル内において
拡張可能認証プロトコル
(EAP)を収集するプロトコルの 1 つです。
クライアントとサーバの認証を提供します。
• セキュアトンネリングを介したフレキシブル認証(EAP-FAST[8.3])
- ワイヤレスネットワークおよびポイントツーポイント接続でのセッション
認証に使用されます。EAP-FAST[8.3] の目的は、軽量拡張可能認
証プロトコル
(LEAP)を置き換えることです。LEAP はワイヤレス認証
プロトコルの 1 つですが、脆弱なパスワード使用時における既知のセキ
ュリティの脆弱性が確認されています。
EAP-FAST ではこうした脆弱
性への対処を、Protected Access Credential(PAC)を用いて確立
された
TLS トンネルを介した認証を実行することによって行います。
FAST タイプ ドロップダウンメニューから、希望するオプションを選択します。このオプション
は、EAP-FAST[8.3] のみに適用されます。
LEAP ユーザー名 表示されたフィールドに LEAP ユーザー名を入力します。このオプションは、
EAP-LEAP のみに適用されます。
LEAP パスワード 表示されたフィールドに LEAP パスワードを入力します。このオプションは、
EAP-LEAP のみに適用されます。
サーバの検証 システムにサーバ接続を検証させる場合は、このチェックボックスを選択しま
す。このオプションは、EAP-TLS および EAP-PEAP のみに適用されます。
サーバのチェック チェックボックスを選択し、サーバの接続をチェックします。このオプションは、
EAP-TLS および EAP-PEAP のみに適用されます。
サーバ名 サーバ名を入力します。このオプションは、EAP-TLS および EAP-PEAP の
みに適用されます。
クライアント証明書ファイル名 クライアント証明書のファイル名を入力します。このオプションは、EAP-TLS
のみに適用されます。
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グループの管理および設定