Reference Guide
Wyse Management Suite サーバのインストール
Wyse Management Suite サーバをインストールする前に、次のコンポーネントが設定されていることを確認します。
• 2 つのノード上での Windows フェールオーバークラスタ
• レプリカセットで実行中の MongoDB サーバ
• 実行中の MySQL InnoDB クラスタセットアップ
• 2 つのノードにインストールされた MySQL ルーター
Wyse Management Suite サーバをインストールするには、次の手順を実行します。
1 Wyse Management Suite v1.3 のインストーラ画面を起動します。
2 カスタムタイプ と Teradici EMSDK を選択し、次へ をクリックします。
3 外部 MongoDB オプションを選択します(作成したレプリカセットを含む MongoDB クラスタ)。これに該当するのは、wms などです。リモートのプラ
イマリ Mongo DB サーバ情報、ポート番号、および MongoDB のユーザー名とパスワードを該当するフィールドに入力して、次へ をクリックします。
4 MySQL 用の 外部 MariaDB オプションを選択します。MySQL ルーターのアドレスを使用します(Wyse Management Suite サーバノードにインス
トールされている場合はローカルホスト)。
メモ: Stratus ユーザーアカウントが MySQL サーバ上に作成されていることを確認します。
5 MySQL ルーターの情報を 外部 Maria DB サーバ のフィールドにポート番号で入力します。最初に作成した MySQL データベースのユーザーアカ
ウント情報を入力します。ポートの選択 画面が表示され、ポートの詳細が示されます。このポートは MySQL ルーターによって使用されるもので
す。デフォルトポートは
6466 です。ただし、このポート番号は変更することもできます。
6 管理権限を持つユーザー名と電子メールアドレスを入力しますが、その際には Teradici EMSDK ポート番号と CIFS ユーザーアカウントの情報も必
要です。
7 ローカルリポジトリのインストール先フォルダのパスおよび共有 UNC パスを入力して、次へ をクリックします。インストールは正常に終了しました とい
うメッセージが表示されます。
メモ: 共有 UNC パスは、Wyse Management Suite アプリケーションがインストールされている Windows Server の両方から外れてい
る必要があります。
メモ: ノード 2 に Wyse Management Suite アプリケーションをインストールする前に、ノード 1 へのインストール中に作成された Wyse
Management
のローカルリポジトリから Data フォルダを削除しておいてください。共有された UNC WMS ローカルリポジトリパスからの
Data フォルダの削除後に、Windows クラスタのノード 2 への Wyse Management Suite アプリケーションのインストールが可能になり
ます。
Teradici デバイスでの高可用性の実現
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