Reference Guide

MySQL InnoDB での高可用性の実現
次の手順では、MySQL InnoDB での高可用性を実現する方法について説明しています。
1 MySQL InnoDB サーバインスタンスを確認します - MySQL InnoDB クラスタの作成」を参照してください。
2 MySQL InnoDB にサーバまたはノードを追加します - サーバまたはノードの MySQL InnoDB クラスタへの追加」を参照してください。
3 MySQL ルーターを作成します - MySQL ルーターの作成」を参照してください。
MySQL InnoDB での高可用性
MySQL InnoDB クラスタは、MySQL 用の完全な高可用性ソリューションを提供します。クライアントアプリケーションは、MySQL ルーターを使用して、プ
ライマリノードに接続されます。プライマリノードでの障害発生時には、セカンダリノードが自動的にプライマリノードの役割を担うように昇格し、
MySQL
ーターは新しいプライマリノードに向けてリクエストをルーティングします。
MySQL InnoDB クラスタのコンポーネントは、次のとおりです。
MySQL サーバ
MySQL ルーター
MySQL InnoDB データベースのインストール
MySQL InnoDB のインストールについては、dev.mysql.com を参照してください。
高可用性セットアップに適した環境の設定については、dev.mysql.com を参照してください。
MySQL InnoDB サーバインスタンスの確認
MySQL InnoDB をクラスタセットアップに追加する前に、MySQL InnoDB がクラスタ要件に従って作成されていることを確認します。
コマンドの実行とシステムの再起動をするには、一連のコマンドを実行するごとに、root ユーザーとしてログインする必要があります。
次のコマンドを実行して、設定されたクラスタ要件を MySQL InnoDB サーバインスタンスが満たしていることを確認します。
メモ
: ここでの IP アドレスは作業する場所での使用システムごとに異なるものであり、次に示すコマンドも単なる実行例です。
To check that the MySQL InnoDB is created as per the requirements, run the following commands at the command prompt:
mysql-js> dba.checkInstanceConfiguration('root@IP Address1')
mysql-js> dba.checkInstanceConfiguration('root@IP Address2')
mysql-js> dba.checkInstanceConfiguration('root@IP Address3')
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MySQL InnoDB での高可用性の実現