Deployment Guide
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カスタムのポート設定
Wyse Management Suite では、インストール済みアプリケーションのデフォルトポートとして次のポートが使用されます。
• Apache Tomcat: 443
• MariaDB データベース: 3306
• Mongo データベース: 27017
• MQTT Broker: 1883
• Memcached: 11211
• EMSDK:5172、49159 - Teradici デバイスの管理にのみ必要なオプション
上記の 1 つまたは複数のサービスには、デフォルトのポートを使用することをお勧めします。ポートの競合があり、デフォルトポー
トを使用できない場合は、Wyse Management Suite では、インストール中にデフォルト ポートを変更することができます。
上記のサービスの 1 つまたは複数に対してデフォルト以外のポートを使用するには、Wyse Management Suite のインストール中にカ
スタムインストール オプションを使用します。次の画面に表示されるオプションを使用すると、MongoDB と MariaDB のローカル
データベースを使用したり、リモートでインストールされたデータベースを使用したりできます。
メモ: Teradici の Tomcat 接続ポート 49159 のみを設定できます。デバイス ポート 5172 を設定することはできません。
カスタム インストールの詳細については、support.dell.com/manuals にある『Dell Wyse Management Suite 2.x
クイック
スタ
ー
ト
ガイ
ド
』の「カスタム インストール」の項を参照してください。
トピック:
• Tomcat サービスポートの変更
• MQTT ポートの変更
• MariaDB ポートの変更
• MongoDB データベースポートの変更
• リモートリポジトリ
Tomcat サービスポートの変更
本項では、Wyse Management Suite のインストール後にポートを変更する方法について説明します。ポートを変更するには、カスタ
ム インストール モードを使用して再インストールします。再インストールを避けたい場合は、以下の項で説明する手順に従ってポ
ートを手動で変更します。
Tomcat サービスポートを変更するには、次の手順に従います。
1. Tomcat サービスを停止します。この Tomcat サービスは、Dell WMS: Tomcat Service エントリで識別されます。
2. テキスト エディターで、<INSTALLDIR>\Tomcat-9\conf\server.xml ファイルを編集します。
3. ポートエントリ 443 のすべてのオカレンスを検索して、使用するポート番号に置き換えます。ポート 8443 への参照を変更する
かどうかは任意です。
4. server.xml ファイルを保存して終了します。
5. Tomcat サービスを開始します。
6. URL にポート番号を入力します(デフォルトポート 443 の場合は URL から省略できます)(例:https://
xyz.wysemanagementsuite.com:553/ccm-web)。URL に指定されたポートは、ポータル アクセスとデバイス登録の両方に使
用する必要があります。
メモ: Memcached ポートは、Wyse Management Suite のインストール中に変更できます。インストール後は、
Memcached ポートの詳細を変更しないことをお勧めします。
MQTT ポートの変更
1. Tomcat および MQTT サービスを停止します。
2. MQTT ブローカー サービスの設定を行うには、次の手順を実行します。
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