Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell Wyse Management Suite Version 2.0 Administrator's Guide
- Wyse Management Suite の紹介
- Wyse Management Suite を開始する
- Wyse デバイスエージェントのインストールまたはアップグレード
- Wyse Management Suiteを使用した新しいデバイスの登録と設定
- Wyse Management Suite ダッシュボード
- グループ管理および設定
- デバイスの管理
- デバイスを Wyse Management Suite に登録する方法
- Wyse Device Agentを使用したThinOSデバイスの登録
- Wyse Device Agentを使用したWindows Embedded Standard Thin ClientのWyse Management Suiteへの登録
- Wyseデバイス エージェントを使用したWyse Software Thin ClientのWyse Management Suiteへの登録
- Wyseデバイス エージェントを使用したThinLinux Thin Clientの登録
- FTP INIメソッドを使用したThinOSデバイスの登録
- FTP INIメソッドを使用したThinLinuxバージョン2.0デバイスの登録
- FTP INIメソッドを使用したThinLinuxバージョン1.0デバイスの登録
- DHCP オプションタグの使用によるデバイスの登録
- DNS SRV レコードの使用によるデバイスの登録
- フィルターの使用によるデバイスの検索
- [デバイス]ページでのフィルターの保存
- デバイス ステータスの問い合わせ
- デバイスのロック
- デバイスの再起動
- デバイスの登録解除
- 登録の検証
- ThinOSデバイスを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする
- [デバイス]ページでのグループ割り当ての変更
- デバイスへのメッセージの送信
- デバイスのアクティブ化
- デバイスの詳細の表示
- デバイスの概要の管理
- システム情報の表示
- デバイス イベントの表示
- インストール済みアプリケーションの表示
- シンクライアントの名前の変更
- リモート シャドウ接続の設定
- デバイスのシャットダウン
- デバイスにタグを付ける
- デバイスコンプライアンスステータス
- Windows Embedded Standard または ThinLinux イメージの引き出し
- ログ ファイルの要求
- デバイスのトラブルシューティング
- デバイスを Wyse Management Suite に登録する方法
- アプリとデータ
- ルールの管理
- ジョブの管理
- イベントの管理
- ユーザーの管理
- ポータル管理
- Teradici デバイス管理
- ライセンスサブスクリプションの管理
- ファームウェアアップグレード
- リモートリポジトリ
- デバイスのトラブルシューティング
- FAQ(よくある質問)

Teradici デバイス管理
Teradici デバイス管理 セクションでは、Teradici デバイスの管理と検出について説明します。Teradici 管理コンソール は SDK を使
用して、tera デバイスの管理と構成をサポートします。これは、Wyse Management Suite のプライベートクラウドに Pro ライセン
スタイプが適用される場合にのみ適用されます。
トピック:
• Teradici デバイスの検出
• CIFS のユースケースのシナリオ
Teradici デバイスの検出
前提条件
• 最新バージョンの Wyse Management Suite を Microsoft Windows 2012 Server またはそれ以降のバージョンにインストールして
あること。Threadx 5.x および 6.x デバイスは、最新バージョンのオペレーティングシステムで動作します。
• EMSDK コンポーネントをインストールして有効にしてあること。
• Wyse Management Suite サーバの FQDN が、DHCP または DNS の設定で使用できる必要がある。
• Cert.pem がデフォルトのパス C:\Program Files\Dell\WMS\Teradici\EMSDK に配置されている必要がある。これは
Threadx デバイスの検出に使用されます。
セキュリティ レベル
エンドポイントの設定済みセキュリティ レベルによっては、EBM/EM 証明書を使用してエンドポイントをプロビジョニングする
必要がある場合もあります。
中レベルまたは高レベルのセキュリティ向けに設定されたエンドポイントでは、EBM または EM に接続する前に、証明書ストア
に信頼された証明書が含まれている必要があります。一部のエンドポイントでは、証明書が出荷時のデフォルトとしてベンダーに
よって事前にロードされている場合があります。それ以外の場合は、エンドポイントの AWI を使用して証明書を手動でアップロー
ドできます。
次のいずれかに該当する場合、低セキュリティ用に設定されたエンドポイントでは、信頼される証明書ストアに MC 証明書は必
要ありません。
• DHCP 検出または DNS 検出を使用しており、DHCP または DNS サーバーは EBM 証明書のフィンガープリントでプロビジョニ
ングしている。
• 手動検出方法によってエンドポイントを検出している。
表
5. エンドポイントの証明書要件
検出方法 低セキュリティ 中セキュリティ 高セキュリティ
EBM フィンガープリントがプ
ロビジョニングされていない
DHCP/DNS 検出
証明書が必要です 証明書が必要です 適用なし
EBM フィンガープリントをプ
ロビジョニングした
DHCP/DNS 検出
証明書は必要ありません 証明書が必要です 適用なし
高度なセキュリティ環境向け
に設定されたエンドポイント
によって開始される検出
適用なし 適用なし 証明書が必要です
MC によって開始される手動
検出
証明書は必要ありません 適用なし 適用なし
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