Administrator Guide
デバイスを Wyse Management Suite に登録する方
法
Thin Client の Wyse Management Suite への登録は、次のいずれかの方法で行います。
• デバイスで Wyse デバイスエージェント(WDA)によって提供されるユーザーインタフェースを介して手動で登録します。
• DHCP サーバで適切なオプションタグを設定して、自動的に登録します。
• DNS サーバで適切な DNS SRV レコードを設定して、自動的に登録します。
メモ:
• パブリッククラウドの場合、Wyse Management Suite の URL、およびデバイスを登録するグループのグループトークンを指定し
て、提供することにより Thin Client を登録します。
• プライベートクラウドの場合、Wyse Management Suite の URL、およびこのデバイスを登録するグループのグループトークン
(オプション)を指定して、提供することにより Thin Client を登録します。グループトークンが指定されていない場合、デバ
イスは管理対象外グループに登録されます。
Wyse Device Agent を使用した ThinOS デバイスの登録
ThinOS デバイスを手動で登録するには、次の操作を行います。
1. デスクトップのメニューから、セットアップ一元設定 を選択します。
一元設定 ウィンドウが表示されます。
2. WDA タブをクリックします。クライアントのブートアッププロセスの完了後、WDA サービスが自動的に実行されます。
デフォルトでは、WMS が選択されています。
3. Wyse Management Suite の有効化 チェックボックスを選択して、Wyse Management Suite を有効化します。
4. 管理者が対象グループに対して設定した グループ登録キー を入力します。
5. WMS の詳細設定の有効化 オプションを選択して、WMS サーバまたは MQTT サーバの詳細情報を入力します。
6. ライセンスのタイプに基づき、CA 検証を有効または無効にします。プライベート クラウドの場合、Wyse Management Suite
サーバーに既知の認証局の証明書をインポート済みであれば、[CA 検証を有効にする]チェック ボックスを選択します。
プライベートクラウドで CA 検証オプションを有効にするには、同じ自己署名証明書を ThinOS デバイスにもインストールする
必要があります。自己署名証明書を ThinOS デバイスにインストールしていない場合は、[CA 検証を有効にする]チェック ボ
ックスを選択しないでください。登録後に、Wyse Management Suite を使用して証明書をデバイスにインストールしてから、
CA 検証オプションを有効にしてください。
メモ
:
• CA 検証を無効にすると、警告メッセージが表示されます。確定するには、[Ok]をクリックしてください。
• 米国内のデータセンターでパブリッククラウドバージョンの Wyse Management Suite を使用している場合は、デフォ
ルトの WMS サーバと MQTT サーバの詳細項目を変更しないでください。ヨーロッパのデータセンターでパブリック
クラウドバージョンの Wyse Management Suite を使用している場合は、以下を使用してください。
• CCM サーバ:eu1.wysemanagementsuite.com
• MQTT サーバ:eu1-pns.wysemanagementsuite.com:1883
• サーバー アドレスに「http」が含まれていると、警告メッセージが表示されます。確定するには、[Ok]をクリックし
てください。
7. 設定を確認するには、キーの検証 クリックします。キーの検証後、デバイスは自動的に再起動します。
メモ
: キーが検証されない場合は、入力したグループキーと WMS サーバの URL を確認してください。ネットワークでポー
ト 443 および 1883 がブロックされていないことを確認します。
8. OK をクリックします。
Wyse Management Suite コンソールでのデバイスの登録がこれで完了しました。
Wyse Device Agent を使用した Wyse Software Thin Client
の Wyse Management Suite への登録
前提条件
デバイスの管理
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