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表 4. DNS SRV レコードの使用によるデバイスの設定
URL/ タグ 説明
レコード名 - _WMS_MGMT
レコード FQDN - _WMS_MGMT._tcp.<ドメイン名>
レコードタイプ - SRV
このレコードは、Wyse Management Suite サーバ URL をポイン
トします。たとえば、wmsserver.acme.com:443 であれば、
wmsserver.acme.com は、Wyse Management Suite がインストー
ルされているサーバの完全修飾ドメイン名です。
メモ: サーバの URL で https:// を使用しないでください。
使用すると、Thin Client が Wyse Management Suite の下
に登録されません。
レコード名 - _WMS_MQTT
レコード FQDN - _WMS_MQTT._tcp.<ドメイン名>
レコードタイプ - SRV
このレコードは、デバイスを Wyse Management Suite のプッシ
ュ通知サーバ(PNS)にポイントします。プライベートクラウド
のインストールについては、デバイスは Wyse Management Suite
サーバ上の MQTT サービスに向けられます。例:
wmsservername.domain.com:1883。
メモ: MQTT は、最新バージョンの Wyse Management
Suite では任意です。
デバイスを Wyse Management Suite のパブリッククラウドで登
録するには、デバイスがパブリッククラウドで PNS(MQTT)
サーバをポイントする必要があります。たとえば、次のとおり
です。
US1 - us1-pns.wysemanagementsuite.com
EU1 - eu1-pns.wysemanagementsuite.com
レコード名 - _WMS_GROUPTOKEN
レコード FQDN - _WMS_GROUPTOKEN._tcp.<ドメイン名>
レコードタイプ - テキスト
パブリックまたはプライベートクラウドで ThinOS デバイスを
Wyse Management Suite に登録する場合、このレコードは必須で
す。
プライベートクラウドで Windows Embedded Standard または
ThinLinux デバイスを Wyse Management Suite に登録する場合、
このレコードは任意です。レコードが使用できない場合、デバイ
スは、オンプレミスのインストール中に自動的に管理対象外グ
ループに登録されます。
メモ: プライベートクラウド上の最新バージョンの Wyse
Management Suite ではグループトークンはオプションで
す。
レコード名 - _WMS_CAVALIDATION
レコード FQDN - _WMS_CAVALIDATION._tcp.<ドメイン名>
レコードタイプ - テキスト
プライベートクラウドの Wyse Management Suite にデバイスを
登録する場合、CA 検証オプションを有効または無効にできま
す。デフォルトでは、CA 検証はパブリッククラウドで有効にな
っています。パブリッククラウドでも、CA 検証を無効にできま
す。
クライアントと Wyse Management Suite サーバ間の https 通信
のために既知の認証局から SSL 証明書をインポートしている場
合は、True を入力します。
クライアントと Wyse Management Suite サーバ間の https 通信
のために既知の認証局から SSL 証明書をインポートしていない
場合は、False を入力します。
メモ: CA 検証は、最新バージョンの Wyse Management
Suite では任意です。
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