Administrator Guide
メモ: 詳細設定のアプリケーションポリシーを使用すると、要件に応じて現在およびすべてのサブグループにアプリケーシ
ョンを導入することができます。オペレーティングシステムのイメージは現在のグループのみに導入できます。
Wyse Management Suite は、標準および詳細設定のアプリケーションポリシーをサポートします。標準のアプリケーションポリ
シーを使用すると、単一アプリケーションパッケージをインストールできます。アプリケーションのインストール中にデバイス
が再起動します。各アプリケーションのインストール前およびインストール後、デバイスを再起動します。詳細設定のアプリ
ケーションポリシーを使用すると、複数のアプリケーションパッケージを 2 回再起動するたけでインストールできます。この機
能は Pro エディションでのみ使用可能です。詳細設定のアプリケーション ポリシーは、特定のアプリケーションをインストール
するのに必要な、インストール前後のスクリプトもサポートします。
デバイスを Wyse Management Suite で登録する場合、またはデバイスを新しいグループに移動する場合に、標準および詳細設定
のアプリケーションポリシーを設定できます。
アプリケーションポリシーおよびオペレーティングシステムイメージの Thin Client への導入は、すぐに実行するか、またはデバ
イスのタイムゾーンやその他の指定されたタイムゾーンに基づいてスケジュールを設定できます。
• デバイスのインベントリ- このオプションは デバイス タブをクリックすると特定できます。デフォルトでは、このオプション
は、システムのすべてのデバイスのページ単位リストを表示します。グループまたはサブグループ、デバイスタイプ、オペレー
ティングシステムタイプ、ステータス、サブネット、およびプラットフォーム、タイムゾーンなど、さまざまなフィルタ条件を
使用して、デバイスのサブセットを表示することを選択できます。
[デバイスの詳細]ページを開くには、このページにリストされているデバイスのエントリーをクリックします。デバイスのす
べての詳細が表示されます。
デバイスの詳細 ページには、デバイスに適用可能なすべての設定パラメータの他、各パラメータが適用されるグループのレベル
も表示されます。
このページでは、デバイスの例外 ボタンを有効にすることで、該当デバイスに特有の設定パラメータを設定することもできま
す。このセクションで設定したパラメーターは、グループまたはグローバル レベル(またはその両方)で設定されたいずれのパ
ラメーターよりも優先されます。
• レポート - 定義済みフィルターに基づいて、レポートを生成および表示することができます。レポートを生成するには、[ポータ
ル管理]ページの[レポート]タブをクリックします。
• モバイルアプリケーション - モバイルアプリケーションを使用するとアラート通知の受信およびデバイスの管理が可能です。
Dell モバイルエージェント は Android デバイスで利用できます。モバイル アプリケーションおよび『Dell モバイル エージェン
ト開始ガイド』をダウンロードするには、[ポータル管理]ページの[アラートと分類]タブをクリックします。
Identifier
GUID-2AB47C8C-2E5B-40E8-8E95-E584540F2265
Version 1
Status Translation approved
Wyse Device Agent
Wyse Device Agent(WDA)は、すべてのシン クライアント管理ソリューション向けの統合エージェントです。WDA をインストー
ルすると、Wyse Management Suite を使用してシン クライアントを管理できます。
Wyse Device Agent では、次の 3 種類のカスタマー セキュリティ環境がサポートされています。
• 非常に安全な環境 - 新しいデバイス検出の際に不正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減するために、管理者は
各デバイスに個別にログインし、Wyse Management Suite サーバー URL を設定する必要があります。CA 署名証明書または自己
署名証明書のいずれかを使用できます。ただし、デルでは CA 署名付き証明書を使用することをお勧めします。自己署名証明書
付き Wyse Management Suite プライベート クラウド ソリューションでは、証明書はすべてのデバイスに手動で設定する必要が
あります。また、証明書をエージェント設定フォルダーにコピーして、証明書を保持し、デバイスを再イメージ化した後でも、不
正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減する必要があります。
エージェント設定フォルダーは、次の場所にあります。
○ Windows Embedded Standard デバイスの場合 — %SYSTEMDRIVE%\\Wyse\\WCM\\ConfigMgmt\\Certificates
○ ThinLinux デバイスの場合 - /etc/addons.d/WDA/certs
○ ThinOS デバイスの場合 - wnos/cacerts/
メモ: USB ドライブまたは FTP パスを使用して、ThinOS オペレーティング システムを実行しているシン クライアントに
証明書をインポートする必要があります。
• 安全な環境 — 新しいデバイス検出の際に不正な DHCP または DNS サーバーに対するリスクを軽減するために、管理者は CA 署
名証明書を使用して Wyse Management Suite サーバーを設定する必要があります。デバイスは、DHCP/DNS レコードから Wyse
Management Suite サーバーの URL を取得し、CA 検証を実行できます。自己署名証明書付きの Wyse Management Suite プライ
ベート クラウド ソリューションでは、デバイスに登録前の証明書がない場合、最初の登録後に証明書をデバイスにプッシュす
る必要があります。この証明書は、デバイスを再イメージ化または再起動した後も保持され、不正な DHCP サーバーまたは DNS
サーバーに対するリスクを軽減します。
14 Wyse Management Suite を開始する