Reference Guide
Wyse Management Suite バージョン 1.4/1.4.1
から Wyse Management Suite バージョン 2.0
へのアップグレード
前提条件
Wyse Management Suite バージョン 2.0 にアップグレードする前に、次のタスクを実行していることを確認します。
• アクセス ポイント内のリソース(tomcat、memcache、mqtt)のポリシーは、デフォルトでは「リソースが故障した場合は、現
在のノードで再起動を試行する」が推奨されていますが、フェールオーバーのシナリオでは製品のアップグレードが許可されない
ため、「リソースが故障した場合は再起動しない」に設定します。
図 84. Tomcat サービス プロパティ
• MongoDB Replica Set を 3.4.1 から 4.2.1 にアップグレードします。Mongo DB アップグレードのパスは 3.4.1 > > 3.6 > > 4.0 > >
4.2.1 です。これは、RAPTOR 9.0 デバイスをサポートするために設定が変更されたことがため、WMS 2.0 以降のバージョンで
は、MongoDB バージョン 4.2.1 をサポートしているためです。
1. Replica Set を 3.4.1 から 3.6 にアップグレードするには、https://docs.mongodb.com/manual/release-notes/3.6-upgrade-
replica-set/を参照してください。
2. Replica Set を 3.6 から 4.0.13 にアップグレードするには、https://docs.mongodb.com/manual/release-notes/4.0-upgrade-
replica-set/を参照してください。
3. Replica Set を 4.0 から 4.2.1 にアップグレードするには、https://docs.mongodb.com/manual/release-notes/4.0-upgrade-
replica-set/を参照してください。
• プライマリー MongoDB サーバーは、「Tomcat-9\webapps\ccm-web\WEB-INF\classes」配下の「bootstrap.properties」ファイルの
「mongodb.seedList」値の最初のエントリーである必要があります。
• MS サービス コントロール パネル「services.msc」と Wyse Management Suite に関連するすべてのファイルとフォルダーを閉じる
必要があります。
手順
1. Wyse Management Suite 2.x インストーラー パッケージをダブルクリックします。
2. [ようこそ]画面のライセンス契約を読み、[次へ]をクリックします。
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82 Wyse Management Suite バージョン 1.4/1.4.1 から Wyse Management Suite バージョン 2.0 へのアップグレード