Install Guide
手順
1 WDM をインストールしたシステムにログインして、WDM Web UI コンソールを起動します。
2 システム > Console(コンソール)を選択します。
3 Manager Server Alias Name(Manager Server のエイリアス名)に、ARR プロキシサーバの FQDN を入力します。
4 Save(保存)をクリックして設定を保存します。
これで、ARR プロキシサーバが WDM データベースに記録され、ロード バランシングのセットアップが完了します。
WDM コンポーネントのインストール
ロードバランシングのセットアップには、WDM 管理サーバの複数インストールが必要です。 ただし、このセットアップのシステムのいずれかで WDM のインス
トールが完了していることを確認する必要があります。他のシステムには管理サーバと、ThreadX サービスのみインストールすることができます。 選択した
コンポーネントのみのインストールの詳細については、「管理サーバのインストール 」を参照してください。
ThreadX 4.x デバイスのロードバランシングの設定
多数の PCoIP(ThreadX)を管理する場合は、単一の ThreadX Manager Service では、多数の ThreadX デバイスの管理に対応できません。
ThreadX デバイスのロードバランシング設定は、そのような多数のデバイスの管理に便利です。
前提条件
Threadx デバイスのロードバランシングを設定する前に、まず Windows 2008 R2 システムを確認し、システムにドメインネームサーバ(DNS)をインスト
ールする必要があります。
Windows 2008 Server への DNS のインストールの詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc725925.aspx. にアクセスしてく
ださい。
ロードバランシングのメカニズムでは、DNS ラウンドロビン方法を使用してネットワークリソースロードを共有し分配します。
このタスクについて
DNS ラウンドロビンを設定するには、次の手順を実行します。
手順
1 DNS サーバーにログインして、DNS マネージャを起動します。
2 左側のペインのツリーのサーバ名を選択して、右クリックしてメニューから プロパティ を選択します。
プロパティ ウィンドウが表示されます。
3 プロパティ ウィンドウの Advanced(詳細)タブをクリックします。
4 サーバオプション ペインで、Enable round robin(ラウンドロビンを有効にする) と Secure cache against pollution(キャッシュの汚染を防止
する) オプションがチェックされていることを確認します。
5 ネットマスクの順序が必要な場合は、Enable netmask ordering(ネットマスクの順序を有効にする)オプションを選択します。この機能では、ク
ライアントのローカルリソースの優先順位付けが試行されます。
6 DNS マネージャで View(表示)メニューをクリックして、Advanced(詳細)オプションを選択します。
7 ドメインノードを展開して、Forward Lookup Zones(前方参照ゾーン)の下のドメインを選択します。例えば、WDMSQA11.com を選択します。
8
右クリックして、New Host (A or AAAA)(新しいホスト(A または AAAA))を選択します。
新しいホスト ウィンドウが表示されます。
9 ロードバランシングに関与する ThreadX サーバファームの仮想ホスト名を入力します。例えば、ThreadXServer1 と入力します。
サーバの FQDN が自動的に表示されます。
10 サーバの IP アドレスを入力します。
11 Add Host(ホストの追加)をクリックします。
12 手順 8 ~ 11 を繰り返し、必要な ThreadX サーバを追加します。
13 DNS マネージャ の ドメインノードを選択して、右クリックして Other New Records(その他の新しいレコード)を選択します。
14 リソースレコードの種類 ダイアログボックスで、SRV Location (SRV の場所)を選択し、Create Record(レコードの作成)をクリックします。
15 新しいリソースレコード ダイアログボックスで、次の値を入力します。
• サービス名 – _PCOIP-broker
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ロードバランシングの設定