Install Guide
メモ: Windows 2012 以降のシステムで、ThreadX 4.x がすでにインストールされていれば、ThreadX 5.x は自動的にインストールされます。
セキュアな通信の設定
SSL を使用したセキュアな通信の設定:
SSL を IIS 6.0 および IIS 7.0 にインストールする方法は、環境によって異なります。次に、IIS 6.0 および IIS 7.0 で SSL を設定する手順を、環境ごとに説
明します。
Windows Server 2008 R2 の IIS 7.0 での SSL の設定
IIS 7.0 で SSL を設定するには、次の手順を実行します。
1 SelfSSL.exe のリンクから SelfSSL7 ユーティリティーをダウンロードします。
2 下記のパラメータでユーティリティ SelfSSL7.exe を呼び出します。
SelfSSL7.exe /Q /N cn=Certificate_Name /I /S Web_Site_Name. e.g. SelfSSL7.exe /Q /N
cn="TestCert.TestLab.com" /I /S "Default Web Site"
ルート認証局を使用したセキュア通信の設定
Windows Server 2008 R2 の IIS 7 でのルート認証局のインストール
次のガイドラインを使用します。
証明書をインストールするには、次の 2 つの手順に従う必要があります。
• 証明書を ドメインコントローラサーバにインストールします。
• 証明書を WDM サーバにインストールします。
ドメインコントローラサーバでの証明書のインストール
次のガイドラインを使用します。
1 サーバマネージャに移動します。
2 ツリーペインで Roles(役割)->Add Roles(役割の追加)を選択します。
3 役割の追加ウィザードで、ツリーペインから Server Roles(サーバの役割)を選択します。
4 サーバの役割ウィンドウで、役割から Active Directory Certicate Service(Active Directory 証明書サービス)にチェックを入れます。
5 次へ->次へをクリックします。役割サービスで Certication Authority(認証局)と認証局 Web 登録のオプションにチェックを入れます。
6 認証局 Web 登録のオプションにチェックを入れた後に、IIS がサーバにインストールされていない場合は、必要な役割サービスの追加 ウィンドウが
表示されます。
7 上記のウィンドウで、Add Required Services(要な役割サービスの追加)ボタンをクリックし、次へをクリックして Specify Setup Type(セットア
ップタイプの指定)ウィンドウを起動します。
8 上記のウィンドウで、要件に応じて Enterprise または Standalone(スタンドアロン) のいずれかのラジオボタンを選択し、次へをクリックして
Specify CA Type(CA タイプの指定)ウィンドウを開きます。
9 CA タイプの指定 ウィンドウで、要件に応じて Root CA(ルート CA)または Subordinate CA(下位 CA)のいずれかのラジオボタンを選択し
て、次へをクリックしプライベートキーの設定ウィンドウを開きます。
10 プライベートキーの設定ウィンドウで、要件に応じて Create a new private key(新しいプライベートキーの作成)または Use existing private
key(
既存のプライベートキーの使用)のいずれかラジオボタンを選択し、次へをクリックして CA の暗号化の構成ウィンドウを開きます。
11 CA の暗号化の構成ウィンドウで、要件に応じてコンボボックスから Select a cryptography service provider (CSP)(暗号化サービスプロバイ
ダ
(CSP)の選択)フィールドの値を選択し、コンボボックスからキーの文字数を指定し、Select the Hash algorithm for signing certicate
issued by this CA(この CA が発行する証明書に署名を付けるためのハッシュアルゴリズムの選択)フィールドの値を選択します。Allow
administrator interaction when the private key is accessed by the CA(CA
がプライベートキーにアクセスするときに、管理者による操作
を許可する)チェックボックスにチェックを入れる、または外して、次へ ボタンをクリックして CA 名の構成ウィンドウを開きます。
メモ: 証明書の共通名は、WDM サーバのコンピュータ名と一致する必要があります。
12 CA 名の構成ウィンドウで、この CA の共通名フィールドと識別名のサフィックスフィールドに値を入力し、次へをクリックして有効期間の設定ウィン
ドウを開きます。
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Wyse Device Manager のインストール