Administrator Guide
PAD 機能は、次のプラットフォームに適用できます。
• SUSE Linux
• ThinLinux
• Windows Embedded Standard 7 (WES7)
• Windows Embedded Standard 7P(WES7P)
• Windows Embedded Standard 8 (WE8S)
• Windows 10 IoT Enterprise
次の図とワークフローが PAD の機能の動作について最もよく説明しています。
図 54. PAD の機能
WDM サーバからリポジトリデバイスへのワークフロー
PAD 用に設定されたリポジトリデバイスのイメージアップデートプロセスには 3 つの基本的な手順があります。
• デバイスのセルフイメージング。
• デバイスをリポジトリ対応にする。
• PAD スケジュールが完了したときにリポジトリをオフにする。
ワークフローは、次の手順で定義できます。
1 最初に WDM サーバにチェックインし、フラッシュサイズが最も低く、選択した PAD のイメージに対応できるデバイスが、サブネット用のリポジトリデバ
イスになります。デバイスの
Peer Capable(ピア対応) および Repository Capable(リポジトリ対応) プロパティの値が True(真) に設定さ
れている必要があります。詳細については、「PAD の前提条件」を参照してください。
2 リポジトリデバイスは WDM リポジトリから再起動し、自身のイメージングを行います。
3 リポジトリデバイスは、イメージング、起動、BIOS のダウンロードを完了すると、リポジトリ対応になります。次に、デバイスはパッケージ完了(V02)
ステータスを WDM サーバに返送します。
4 スケジュール範囲が経過すると、WDM サーバは、リポジトリデバイスのチェックイン時にリポジトリのスイッチをオフにするように指示を送信します。次
に、デバイス上でのリポジトリの機能を有効にするアプリケーションのスイッチをオフにします。
リポジトリデバイスからピアデバイスへのワークフロー
PAD を使用したリポジトリデバイスからピアデバイスへのイメージアップデートプロセスは、次の手順で構成されます。
1 WDM はリポジトリデバイスの位置とイメージダウンロードアクセス認証情報でピアデバイスにイメージングジョブをスケジュールします。
2 ピアデバイスはリポジトリデバイスからイメージをダウンロードします。
3 イメージングが完了したら、ピアデバイスは新しいイメージで起動します。
PAD 機能の詳細については以下を参照してください。
システム
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