Administrator Guide
– Debug(デバッグ):エラー、警告、情報に加えて、WDM の開発者、セールスエンジニア、管理者に役立つ可能性のあるデバッグデータのすべ
ての情報から構成されます。
• Web Services(Web サービス):デバイス管理のための WDM Web サービスのアクティビティを詳述します。
• DHCP Proxy(DHCP プロキシ):デバイスの検出時の WDM Dynamic Host Conguration Protocol のアクティビティを詳述します。
• TFTP:ソフトウェアパッケージをデバイスに配布するための Trivial File Transfer Protocol のアクティビティを詳述します。
スケジューリング
Scheduling(スケジューリング) ページは、最大同時アップデート、アップデートのスケジュールのタイムゾーン、失敗したアップデートの再スケジュールの最
大再試行回数、リモートソフトウェアリポジトリの自動同期などの詳細の表示に便利です。
図 53. スケジューリング
• Maximum Simultaneous Updates(最大同時アップデート):サブネットで同時に実行できるデバイスアップデートの最大数です。
• Scheduled updates by timezone of(タイムゾーン別にスケジュールされたアップデート):デバイスのアップデートをスケジュールするときに有効な
WDM タイムゾーンを選択します。オプションは次のとおりです。
– DB Update Server(DB アップデートサーバ):WDM データベースの実際の場所によって定義されるタイムゾーンです。
– Console(コンソール):WDM コンソールの実際の場所によって定義されるタイムゾーンです。
– Device(デバイス):実際にアップデートを行うデバイスの実際の場所によって定義されるタイムゾーンです。
• Update notice to end-users(エンドユーザーへのアップデートの通知):これは、クライアント向けにアップデートパッケージがスケジュールされている
場合に、必ずクライアントデバイスにユーザー通知クエリウィンドウを表示する設定です。
• Maximum retry attempts rescheduling failed updates(失敗したアップデートの再スケジュールの最大再試行回数):最大再試行回数では、
パッケージの導入に失敗した場合に再試行する回数を指定します。
• Auto-sync Remote Repositories(リモートリポジトリの自動同期):選択すると、リモートリポジトリのデバイスへのアップデートを実行する前に、リ
モートリポジトリを同期化する必要があるかどうかを WDM(Enterprise Edition のみ)で決定できます。
ピアアシスト導入
ピアアシスト導入(PAD)は、WDM サーバを介して管理されるシンクライアントデバイスにイメージのアップデートを提供するメカニズムです。このメカニズ
ムは、デバイスが複数のサブネットに分散している環境で最適です。ピアアシストの導入で WDM サーバは、それぞれのサブネット内の他のデバイスのリポ
ジトリサーバとして動作する一連のデバイスを選択します。そのため、アップデートはピアノードから他のデバイスに配信されるので、ピアアシスト導入と呼ば
れています。
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システム