Administrator Guide
• UWF Cache Settings
– Amount of overlay to be used for UWF Cache - 次のセッションで統合書き込みフィルターキャッシュとして使用されるオーバーレイの量を
MB 単位で示します。この値は 256 MB ~ 2048 MB の範囲内である必要があります。この値が使用可能なオーバーレイの 50 % を超えてい
ないことを、必要以上に確認されます。
• UWF Warning Settings
– Warning #1 (%) - メモリ不足警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示しています(デフォルト値 = 80、最小値 =
50
、最大値 = 80)。
– Warning #2 (%) - 重要なメモリの警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示しています。メモリのレベルが警告レベ
ル
2 を超えると、システムが自動的に再起動します(デフォルト値 = 90、最小値 = 55、最大値 = 90)。
• Enable UWF - 統合書き込みフィルターを有効にできます。Wyse Software Thin Client デバイスを再起動するように要求されます。変更を保存す
るには、
Wyse Software Thin Client を再起動します。統合書き込みフィルターを有効にするためにシステムが再起動した後、デスクトップの通知領
域にある統合書き込みフィルターのステータスアイコンが緑色に変わります。
• Disable UWF - 統合書き込みフィルターを無効にできます。Wyse Software Thin Client デバイスを再起動するように要求されます。変更を保存
するには、
Wyse Software Thin Client を再起動します。統合書き込みフィルターを無効にした後は、デスクトップの通知領域にある統合書き込み
フィルターのステータスアイコンが赤色に変わり、システムの再起動後も無効のままになります。
• Defaults - UWF キャッシュ設定 領域、および UWF 警告設定 領域をリセットしてデフォルト値に設定します。
• File Commit
– File Path - 基盤となるメディアに対してファイルの追加、削除およびコミットを行えます。システムは Wyse Software Thin Client デバイスを再起
動しません。変更はただちにコミットされます。
メモ: ファイルがコミットされていない場合は、リストからファイルパスを削除します。
• Current Session Exclusion List
– File/Directory Path -
次のセッションに対する、除外リストへのファイルやフォルダの追加と削除が行えます。現在のセッションの除外リスト と表示されているペインに列挙
されているファイルやディレクトリは、現在のセッションでの更新内容が維持されます。次のセッションの除外リスト と表示されるペインに列挙される
ファイルやディレクトリは、次のセッションにて更新された内容が維持される対象です。システムは
Wyse Software Thin Client を再起動せず、管
理者が Wyse Software Thin Client デバイスを手動で再起動するまで変更はコミットされません。
UWF オーバーレイが RAM からディスクに変更され、オーバーレイサイズが適切に設定されます。UWF オーバーレイは、ソフトウェア定義のシンクライアント
のアップタイムを改善するために、ディスクオーバーレイに設定されています。
ページファイルを有効にする - MS UWF は、オーバーレイが設定されている書き込み保護ディスクのページファイル設定をサポートしていません。ページファ
イルに対応するために、ページファイルが設定されている場合には保護されていない追加のボリュームが作成されます。
メモ
: Windows 10 Pro では、統合書き込みフィルターと Dell Write Filter はサポートされていません。
Dell Write Filter
Dell Write Filter(DWF/FBWF)は、Windows 7 デスクトップオペレーティングシステム上のストレージメディアを保護するファイルベースの書き込みフィル
ターです。
DWF は、保護対象ボリュームへの書き込み試行をすべてインターセプトして、オーバーレイにリダイレクトします。オーバーレイは、同じボリューム
上のフォルダに格納されます。オーバーレイのサイズは、ボリュームで使用できる空き容量によって決まります。除外リストは、ファイルとフォルダに対してサポ
ートされます。
DWF により、デバイスの信頼性と安定性が向上し、さらにシステムに対する未承認の変更が破棄されるためシステムのセキュリティが向上します。DWF
のオーバーレイとは、対象となる保護対象ボリュームに加えた変更を保存するための仮想ストレージ領域です。ファイルシステムがオーバーレイ内の保護
対象ファイルを変更しようとすると必ず、代わりに DWF が保護対象ボリュームのファイルをオーバーレイにコピーして、コピーした方のファイルを変更します。
アプリケーションがファイルの読み取る場合は、DWF がオーバーレイのデータを返します。保護対象ボリューム内のファイルは変更されません。
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