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Identifier GUID-52F666C9-CBB9-4189-8B78-63DBD6571D4F
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Dell Write Filter
Dell Write Filter(DWF/FBWF)は、Windows 7 デスクトップオペレーティングシステム上のストレージメディアを保護するファイルベースの書き込みフィル
ターです。
DWF は、保護対象ボリュームへの書き込み試行をすべてインターセプトして、オーバーレイにリダイレクトします。オーバーレイは、同じボリューム
上のフォルダに格納されます。オーバーレイのサイズは、ボリュームで使用できる空き容量によって決まります。除外リストは、ファイルとフォルダに対してサポ
ートされます。
DWF により、デバイスの信頼性と安定性が向上し、さらにシステムに対する未承認の変更が破棄されるためシステムのセキュリティが向上します。DWF
のオーバーレイとは、対象となる保護対象ボリュームに加えた変更を保存するための仮想ストレージ領域です。ファイルシステムがオーバーレイ内の保護
対象ファイルを変更しようとすると必ず、代わりに DWF が保護対象ボリュームのファイルをオーバーレイにコピーして、コピーした方のファイルを変更します。
アプリケーションがファイルの読み取る場合は、DWF がオーバーレイのデータを返します。保護対象ボリューム内のファイルは変更されません。
Identifier GUID-96E82E1C-F0E5-46C5-90D3-67EC4F384E4A
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Dell Write Filter の使用
手順
1 WyseAdmin としてログインします。
ユーザーのデスクトップへの自動ログオンが有効になっている場合は、ユーザーのデスクトップからログオフして、管理者としてログインします。
2 Dell Write Filter を無効にするには、デスクトップの DWF 無効 アイコンをダブルクリックします。
このアイコンは、フィルターを無効にしてシステムを再起動します。
3 Wyse Software Thin Client を要件に応じて設定します。
4 Wyse Software Thin Client の設定後、Dell Write Filter を有効にするには、デスクトップの DWF 有効 アイコンをダブルクリックします。
このアイコンは、フィルターを有効にしてシステムを再起動します。これで、Wyse Software Thin Client 上の設定が保存され、Thin Client の再起
動後も設定が変更されることはありません。
次の手順
システムの起動後、Dell Write Filter(DWF)が自動的に起動します。
保護対象ボリューム上の特定のファイルまたはフォルダをファイル除外リストに追加すると、Dell Wyse Write Control ツールを使用して DWF によってフィ
ルタリングされないようにすることができます。このツールにアクセスするには、システムトレイの
Dell Write Filter アイコンをクリックします。ファイルまたはフォル
ダが保護対象ボリュームの除外リストにある場合、そのファイルやフォルダへのすべての書き込みが DWF フィルタリングをバイパスし、保護対象ボリュームに
直接書き込まれ、デバイスの再起動後も維持されます。
実行時にファイルまたはフォルダの除外を追加または削除するには、管理者としてログインする必要があります。また、新しい除外が有効になるようにデバ
イスを再起動する必要があります。
メモ
: ファイルコミットは、Dell Write Filter ではサポートされていません。
Identifier GUID-AE3987FB-7A80-44D6-A2A8-A3D5FE9C4D5E
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Dell Write Filter コントロールの設定
DWF コントロールの設定を表示および管理するには、Dell Write Filter コントロール ダイアログボックスを使用します。ダイアログボックスを開くには、管
理者タスクバーのタスクトレイにある
DWF アイコンをダブルクリックします。
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操作を始める