Administrator Guide
ラウドやオンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる場所を問わない管理、BIOS 設定やポートロックダウンなどのセ
キュリティの向上など、最新機能オプションも備えています。その他にも、デバイスの検出 / 登録、資産 / インベントリ管理、設
定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの導入、リアルタイムコマンド、監視、アラート、レポート、エンドポイン
トのトラブルシューティングなどの機能があります。
Dell Wyse Management Suite の詳細については、dell.com/support/manuals を参照してください。
メモ: Windows 10 IoT Enterprise オペレーティング システムを実行しているデバイスを Wyse Management Suite に登録す
るには、dell.com/support/manuals の『
Wyse Device Agent を使用した Wyse Management Suite への Windows Embedded
Standard シン クライアントの登
録』を参照してください。
ポートとスロット
シンクライアントデバイスには、ポートとスロットが多数あります。職場でのシンクライアントデバイスのポートおよびスロット
の詳細については、dell.com/support でそれぞれの『クイックスタートガイド』を参照してください。
ポート経由でサービスを提供するには、シンクライアントデバイスに適切なドライバまたはソフトウェアをインストールします。
メモ:
• デルのウェブサイトから、無料またはライセンス料を支払って使用できる他のサービスおよびアドオンをインストールでき
ます。
• シンクライアントデバイスを設定して、Bluetooth 対応の周辺機器を使用できます。詳細については、「Bluetooth 接続の
設定」を参照してください。
TightVNC — サーバおよびビューアー
シンクライアントデバイスを遠隔地から設定するには、TightVNC(サーバおよびビューアー)を使用します。TightVNC の主な目的
は、サポートおよびトラブルシューティングです。
TightVNC を、シンクライアントデバイスにローカルでインストールします。インストール後は、リモートデバイスからシンクライ
アントをシャドーイング、操作および監視できます。
TightVNC サーバは、シンクライアントデバイスの再起動時にサービスとして自動的に起動します。TightVNC サーバの初期化も、こ
の手順で サービス ウィンドウを使用して制御できます。
TightVNC サーバ ウィンドウを開くには、次の手順を実行します。
1. 管理者としてログインします。
2. スタートメニュー > TightVNC > TightVNC サーバ の順にクリックします。
メモ:
• TightVNC Web サイトから TightVNC ビューアーを利用できます。
• TightVNC はコンポーネントとして WDM ソフトウェアに含まれます。
• TightVNC ビューアーは、シャドーイングするマシンまたはリモートマシンに事前にインストールする必要があります。
• サービスのステータスを永続的に保存する場合は、現在のシステムのセッション中に統合書き込みフィルターのファイルを
フラッシュしてください。
TightVNC — 前提条件
TightVNC サーバをリモートマシンにインストールする前に、シンクライアントデバイスにアクセスするには次の情報を知っておく
必要があります。
• シャドーイング、操作、監視するシンクライアントデバイスの IP アドレスまたは有効な DNS 名。
• シャドーイング、操作、監視するシンクライアントデバイスのプライマリパスワード。
メモ:
• シンクライアントデバイスの IP アドレスを取得するには、タスクバーの TightVNC アイコン上にポインタを移動します。
• TightVNC サーバを設定する際、デフォルトパスワードは DELL です。
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