Administrator Guide
• 起動コマンド - 起動コマンドのステータスを示します。UWF_ENABLE は UWF が次のセッションでは有効になっているこ
とを意味し、UWF_DISABLE は次のセッションでは UWF が無効になっていることを意味します。
• UWF によって使用される RAM - メガバイト(MB)と割合で、統合書き込みフィルターに割り当てられている RAM の量を
示します。現在のステータス が無効になっている場合、UWF に割り当てられる RAM は常にゼロ(0)です。
• UWF キャッシュに使用される RAM の量 - 現在のセッションで統合書き込みフィルターキャッシュに割り当てられている
RAM の量をメガバイト(MB)で示します。
• 警告 #1(%) - 現在のセッションでメモリ不足警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示してい
ます。
• 警告 #2(%) - 重要なメモリの警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示しています。
• UWF キャッシュ設定
• UWF キャッシュに使用される RAM の量 - 次のセッションで統合書き込みフィルターキャッシュとして使用される RAM の
量を MB で示します。この値は 256 MB ~ 2048 MB の範囲内である必要があります。この値が使用可能な RAM の 50 % を
超えていないことを、必要以上に確認されます。
• UWF 警告設定
• 警告 #1(%) - メモリ不足警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示しています(デフォルト値
= 80、最小値 = 50、最大値 = 80)。
• 警告 #2(%) - 重要なメモリの警告メッセージがユーザーに表示される UWF キャッシュの割合値を示しています。メモリ
のレベルが警告レベル 2 を超えると、システムが自動的に再起動します(デフォルト値 = 90、最小値 = 55、最大値 = 90)。
• UWF を有効にする — 統合書き込みフィルターを有効にできます。シンクライアントデバイスを再起動するように要求されま
す。変更を保存するには、シンクライアントを再起動します。統合書き込みフィルターを有効にするためにシステムが再起動し
た後、デスクトップの統合書き込みフィルターのステータスアイコンが緑色に変わります。
• UWF を無効にする — 統合書き込みフィルターを無効にできます。シンクライアントデバイスを再起動するように要求されま
す。変更を保存するには、シンクライアントを再起動します。統合書き込みフィルターを無効にした後は、デスクトップのタス
クトレイの統合書き込みフィルターのステータスアイコンが赤色に変わり、統合書き込みフィルターはシステムの再起動後も無
効のままとなります。
• デフォルト - UWF キャッシュ設定 領域、および UWF 警告設定 領域をリセットしてデフォルト値に設定します。
• ファイルコミット 領域
• ファイルパス - 基盤となるメディアに対してファイルの追加、削除およびコミットを行えます。システムはシンクライアン
トデバイスを再起動しません。変更はただちにコミットされます。
メモ: ファイルがコミットされていない場合は、リストからファイルパスを削除します。
• 現在のセッションの除外リスト
• ファイル / ディレクトリパス -
次のセッションに対する、除外リストへのファイルやフォルダの追加と削除が行えます。現在のセッションの除外リスト と
表示されているペインに列挙されているファイルやディレクトリは、現在のセッションでの更新内容が維持されます。次の
セッションの除外リスト と表示されるペインに列挙されるファイルやディレクトリは、次のセッションにて更新された内容
が維持される対象です。システムはシンクライアントを再起動せず、管理者がシンクライアントデバイスを手動で再起動す
るまで変更はコミットされません。
Application Launch Manager
Application Launch Manager(ALM)バージョン 1.0 を使用すると、サービスの起動、ユーザーのログイン / ログオフ、システムのシ
ャットダウンなどシステムアカウントで事前定義されたイベントに基づいて、アプリケーションを起動できます。また、
DebugLog.xml ファイルを使用して、トラブルシューティングに必要なマルチレベルログを設定することもできます。
また、コマンドラインインターフェイスを使用して、ALM 構成ファイルにアプリケーション構成ノードを追加または削除すること
もできます。
ALM CLI ツール
ALM CLI ツールを使用して、ALM 設定ファイル ApplicationLaunchConfig.xml のアプリケーション設定ノードを追加または削
除できます。このツールは、ALM アプリケーションのインストールパスにあります。デフォルトでは、このツールは%Systemdrive
%\Program Files\ALM にあります。
ALM を使用したノードの構成
次のオプションとパラメータを使用して、ApplicationLaunchConfig.xml でアプリケーションノードを構成できます。
追加の管理者ユーティリティおよび設定情報 37