Setup Guide
Dell Networking 300 シリーズアクセスポイント | 設置ガイド 4
WLAN の計画が完了し、適切な製品および設置場所を決
定した後、Dell アクセスポイントを展開する前に Dell コ
ントローラをインストールして、初期設定を実行する必
要があります。
コントローラの初期設定については、『AOS クイックス
タートガイド』でご使用のコントローラにインストールさ
れているソフトウェアバージョンを確認してください。
設置場所の特定
300 シリーズアクセスポイントは天井または壁に取り付
けることができます。Dell VisualRF Plan ソフトウェアア
プリケーションによって生成されるアクセスポイント設
置マップを使用して、適切な設置場所を決定してくださ
い。各設置場所は目的の対象領域の中心に可能な限り近
く、障害物や明白な干渉源のない場所である必要があり
ます。これらの RF 吸収材/ 反射材/ 干渉源は RF プロパ
ゲーションに影響するので、計画フェーズで考慮に入
れ、RF 計画で調整する必要があります。
既知の RF 吸収剤/反射材/干渉源の特定
設置フェーズにおいて現場で既知の RF 吸収材、反射
材、および干渉源を識別することが重要です。アクセス
ポイントを設置場所に固定する際は、これらの要因を考
慮に入れてください。RF パフォーマンスを低下させる原
因には以下のものがあります。
セメントやブロック
水分を含む物体
金属
電子レンジ
コードレスの電話やヘッドホン
アクセスポイントの設置
300 シリーズアクセスポイントには、9/16" と 15/16" の天
井レールに対応する 2 種類のアダプタが付属していま
す。他のレール仕様向けの天井レールアダプタとウォー
ルマウントアダプタはアクセサリキットとして提供され
ています。
1. アクセスポイントの設置場所に近い天井タイルに穴を
開けて必要なケーブルを敷設します。
2. アダプタを留め具に対して 30 度ほど斜めにしてアク
セスポイントの背面に置きます (図 4 を参照)。
3. アダプタを右にひねって留め具に固定します (図 4 を
参照)。
図 4 天井レールアダプタの取り付け
4. 天井タイルレールに対して約 30 度の角度でアクセス
ポイントの天井タイルレール取り付けスロットを合わ
せます (図 5 を参照)。ケーブルは天井タイルの上でた
るませます。
5. 天井タイルに向かってアクセスポイントを時計回りに
回転させ、デバイスを天井タイルレールに固定します。
図 5 アクセスポイントのマウント
必要なケーブルの接続
該当する規制および慣習に従ってケーブルを設置します。
設置後の接続の確認
アクセスポイントに組み込まれた LED を使用して、アク
セスポイントに給電が行われていること、および初期化が
正常に行われていることを確認できます (図 1 を参照)。設
置後のネットワーク接続の確認の詳細については、『ク
イックスタートガイド』を参照してください。
注意: すべての Dell アクセスポイントは認定を受け
た専門の技術者が設置する必要があります。技術者
は、該当する国内法規および電気工事規定を満たす
アースが使用可能であることを確認する責任があり
ます。