Deployment Guide

6 Dell Networking W-AP277 屋外用アクセスポイント | 設置ガイド
屋外運用の計画および展開のための考慮事項
屋外ワイヤレスネットワークを展開する前に、Dell WLAN を正しく展開するための環境評価を行う必要
があります。適切な環境評価を行うことにより、Dell アクセスポイントとアンテナを正しく選択し、
適な無線運用範囲を実現するための配置の決定に役立ちます。この手順は WLAN または無線の運用に関
する計画であり、屋外での運用計画は Dell がサポートします。
米国で屋外に設置する WLAN システムの場合、以下の要件を満たす必要があります。
1. システムは、Dell のトレーニングを受けたパートナーおよびリセラーをはじめ、WLAN を熟知してい
る有資格エンジニアなどの専門家が設置する必要があります。
2. 5600 5650 MHz 帯での運用は禁じられています。
3. ターミナルドロッパー天候レーダー (TDWR) から距離 35 km 以内の場合、WLAN の中央周波数は
TDWR の中央周波数から 30 MHz 離す必要があります。
a. レーダーが 5600 5610 MHz で運用されている場合は、チャネル 116 (5580 MHz) の使用を無効に
します。
b. レーダーが 5630 5650 MHz で運用されている場合は、チャネル 132 (5660 MHz) の使用を無効に
します。
米国の TWDR の位置については、次のサイトを参照してください:
www.wispa.org/tdwr-locations-and-frequencies
設置場所の特定
W-AP277 アクセスポイントは、壁または柱に取り付けることができます。Dell RF Plan ソフトウェ
アプリケーションによって生成される AP 設置マップを使用して、適切な設置場所を決定してください。
各設置場所は目的の対象領域の中心に可能な限り近く、障害物や明白な干渉源のない場所である必要があ
ります。これらの RF 吸収材/反射材/干渉源は RF プロパゲーションに影響するので、計画フェーズで考慮
に入れ、RF 計画で調整する必要があります。
識別されていない既知の RF 吸収剤/反射材/干渉源
設置フェーズにおいて現場で既知の RF 吸収、反射材、および干渉源を識別することが重要ですAP
を設置場所に固定する際は、これらの要因を考慮に入れてくださいRF パフォーマンスを低下させる原
因には以下のものがあります。
セメントやブロック
水分を含む物体
金属
電子レンジ
コードレスの電話やヘッドホン
AP の設置
メモ: すべての Dell Networking W-Series 製品に対するサービスは、トレーニングを受けたサービス担当者が実施する
必要があります。