Users Guide
複数のアップデートの順序指定
複数のアップデートを同時に適用する場合は、「DUPのインストール順」に記載されている順序で行ってください。「システムの再起動が必要」で説明したように、システムの再起動は最後の DUP を実行
した後でも差し支えありません。
コンソール出力の保存
DUP が実行されると、メッセージがコンソールに表示されます。コンソール出力をリダイレクトするには、インタラクティブコマンドで次の構文を使用します。
./パッケージ名.bin|tee-a ログ名.log
|tee は、コンソールとログファイルに送信する DUP からの出力を指定します。-a スイッチ は、出力がファイルに確実に追加されるようにして、以前のログファイル出力が上書きされないように保護し
ます。
出力をログファイルにリダイレクトする 2 つのコマンド例を次に挙げます。
./PE2600-BIOS-LX-A01.bin|tee-a /var/bioslogs.log
./PE2600-BIOS-LX-A01.bin -q|tee-a /var/bioslogs.log
これらのコマンドを上記の順序で実行すると、最初のコマンドはインタラクティブモードの出力をログファイルの最後に追加するように指示します。2 番目のコマンドは、非インタラクティブモードの出力をそ
のログファイルの最後に追加するように指示します。
システムへの DUP の配布
DUP アプリケーションには、スケジュール機能と、複数システムに DUP を配布する機能がありません。スクリプトを実行して複数のシステムへの配布を成功させるには、サードパーティまたはネイティ
ブのオペレーティングシステムのアプリケーションに依存する必要があります。
DUP とソフトウェア配布アプリケーションの併用
多くの IT 組織では、社内開発または購入したソフトウェア配布アプリケーションを使用して、リモートでソフトウェアのインストールとアップデートを行います。
多数のシステムのアップデート
膨大な数のシステムで構成されている大規模な環境では、リモートソフトウェア配布アプリケーションを使うのが最良の解決策です。これらのツールの多くは効果的に DUP を利用し、オペレーティング
システムやアプリケーションなどのさまざまなソフトウェアを異種環境でインストールしてアップデートできるという利便性を提供します。
ネットワークファイル共有も、分散環境で DUP にアクセスするための効果的な方法です。DUP が実行を開始すると、まず DUP の内容がシステムのローカルドライブの一時的な場所にコピーされま
す。ネットワーク共有への接続が何らかの理由で失われても、この処理によってアップデートを確実に完了できます。
スタンドアロンシステムとファイアウォール
インターネットに接続していないシステムや、ファイアウォールでユーザーがダウンロードできないシステムの場合は、デスクトップやノートパソコンなどインターネットにアクセスできるシステムを使って
support.dell.com から DUP をダウンロードする必要があります。DUP をシステムから使用できるようにするには、これをシステムがサポートするリムーバブルメディア (CD、USB デバイス、テー
プなど) にコピーします。
アップデートの確認
DUP がシステムに適用されているかどうかを確認するには、実行中に生成されたコンソールの出力を調べてください。メッセージの詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。
新しいバージョンにアップデートしてから前の (旧) バージョンのソフトウエアに戻す場合は、適切な DUP を support.dell.com からダウンロードしてインストールする必要があります。スクリプトか
ら前のバージョンをインストールするには、-q (無人) モードを使います。さらに CLI -f オプションを使うと、ダウングレードが強制されます。
Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) 環境でのアップデートとロールバック
すべての Dell PowerEdge™ xx1x システムに組み込まれているサービスプロセッサである Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) は、大容量のサーバープロビジョニング用
フラッシュストレージスペースを持ちます。このストレージスペースには、プロビジョニングに必要な各種のツールとファームウェアイメージが保存されており、複数のパーティションに分割されています。
各パーティションには、いくつかのソフトウェアサービスおよび BIOS によって使用されているイメージが入っています。パーティションは、ホスト CPU 上で実行されているサービスまたはアプリケーショ
ンが IPMI コマンドを使ってそのパーティションの使用を要求した場合に、iDRAC によって使用可能になります。このストレージスペース内のプロビジョニングコンポーネントには、UEFI ツール、サーバ
ー診断、ロールバックイメージを含むファームウェアイメージ、導入ドライバ、およびライフサイクルログ (LCL) パーティションがあります。
メモ: アップデート処理中にシステムの電源が切れた場合は、アップデートを再実行する必要があります。
メモ: アップデートされたBIOS や、Dell システムのファームウェアコンポーネントを含む『Dell Server Updates DVD』のリポジトリにも、 Linux 用 DUP が保管されています。Dell
OpenManage ェ Server Update Utility (SUU) はシステムに必要なアップデートを検出し適用するアプリケーションです。SUU を使用すると、Dell システムをアップデートしたり、SUU
対応のシステムに適用できるアップデートを表示したりできます。SUU はシステムに現在インストールされているコンポーネントのバージョンを、『Dell Server Updates DVD』に収録されたア
ップデートコンポーネントと比較します。次に、バージョン間の比較レポートを表示し、コンポーネントをアップデートするオプションを提供します。詳細については、デルのサポートウェブサイト
support.dell.com または『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』で『Server Update Utility ユーザーズガイド』 を参照してください。










