Users Guide

非インタラクティブモード
非インタラクティブモードは、複数のシステムに DUP を適用するためのスクリプトの実行時に必要不可欠です。DUP を複数のシステムに適用するとき
は、スクリプト実行中にはい、またはいいえと答えることはできません。
非インタラクティブモードには q と入力します。
強制には f を入力します。
実行されているアップデートのタイプに再起動が必要な場合は、再起動のために r を入力します。
次のコマンド例では、コマンドはユーザー確認なしで BIOS DUP を適用し、最新の BIOS バージョンからのダウングレードの場合は実行を強制して、DUP
適用後にシステムを再起動します。このコマンドは DUP がシステムおよびバージョン要件をすべて満たしている場合にのみ実行されます。
BIOS_XR23Y_LN_1.2.8.BIN q f r
コマンドラインインタフェースCLIについての詳細は、「コマンドラインインタフェースリファレンス」を参照してください。
デジタル署名の検証
デジタル署名は、アップデートパッケージの署名者の身元を認証し、元の内容が変更されていないことを証明するために使用されます。DUP のデジタル
署名は、確実で信頼性のある認証方法を提供します。
デジタル署名を検証することで、オリジナルのアップデートパッケージを正しく受け取ったことが確認でき、署名後に内容が変更されていないことが保証され
ます。
メモ
: デジタル署名の検証は、Windows および Linux を実行するシステムに適用されます。
Linux を実行するシステムにおけるデジタル署名の検証
まだお使いのシステムに Gnu Privacy GuardGPGがインストールされていない場合は、Linux DUP のデジタル署名を検証するために GPG をインス
トールする必要があります。標準の検証プロセスを実行するには、次の手順に従います。
1 Dell Linux GPG 公開キーGPG1 および GPG2がまだない場合は、取得します。http://linux.dell.com/les/pgp_pubkeys/ からダウンロード
できます。
2 次のコマンドを実行して、公開キーを gpg 信頼データベースにインポートします。gpg --import <Public Key Filename>
メモ: GPG1 および GPG2 公開キーをインポートする必要があります。
GPG2 キー0x756ba70b1019ced6.asc
GPG1 キー0xca77951d23b66a9d.asc
3 信頼性のない鍵という警告を回避するには、公開キーを使用する前に、そのフィンガープリントで公開キーを検証します。
a コマンド gpg --edit-key 23B66A9D を入力します。
b GPG キーエディタに fpr と入力します。次のメッセージが表示されます。pub 1024D/23B66A9D 2001-04-16 Dell, Inc.
(Product Group <linux security@dell.com>Primary key fingerprint: 4172 E2CE 955A 1776 A5E6
1BB7 CA77 951D 23B6 6A9D インポートされたキーのフィンガープリントがキー所有者のフィンガープリントと同じであれば、正しいキー
のコピーを持っていることになります。対面、電話、またはキーの真の所有者と通信していることを保証できるその他の方法で、キー所有者を
確認できます。
c キーエディタで sign と入力します。
d 表示される信頼性検証のための質問リストに回答し、秘密キーとして使うパスフレーズを作成します。公開キーのインポートと検証は 1 回だ
け行います。
a 信頼性のないキーという警告を回避するには、GPG2 公開キーを使用する前に、そのフィンガープリントで公開キーを検証します。
b コマンド gpg --edit-key 1019CED6 を入力します。
12
Dell Update Packages の使用