Users Guide

DUP をリモート実行する場合の UAC 制限
デフォルトでは、UAC の開始後は、すべての管理者アカウントユーザーが標準ユーザーとしてログインします。したがって、
重要なシステムリソースへのアクセス権はユーザーが権限昇格リクエストを確認するまで利用できません。この制限によ
り、リモートで DUP を導入するオプションが無効になります。管理ノードエージェントがこれらのログイン資格で実行され
ている場合、
UAC によって アクセス拒否 エラーが返されます。
次の方法で、UAC による制限を回避できます。
リモートエージェントがローカルシステムアカウントを使用して DUP アップデートを実行できるようにする。ローカル
システムアカウントは UAC の保護対象ではありません(推奨オプション)
DUP を実行している各リモートマシンのローカル管理者アカウントを使用する。
リモートマシン上のすべてのユーザーに対して UAC を無効にする(非推奨オプション)
リモートマシン上で管理者アカウントに昇格しない。
メモ: UAC によって保護されないアカウントは、2 つのアカウント(ローカル管理者アカウントとローカルシステムア
カウント
のみです。ローカル管理者権限またはドメイン管理者権限を持つアカウントも含む他のすべてのユーザーは
デフォルトで UAC が有効になっています。ローカルまたはドメインセキュリティポリシーを更新することによって
UAC を無効にすることが可能ですが、この方法は推奨されません。リモートユーザーが DUP をリモートで起動するた
めには、ビルトインのローカル管理者アカウントでログインするか、ローカルシステムアカウント権限を取得する必要
があります。
39