Users Guide
このリリースの新機能
l Red Hat Enterprise Linux 5.5 および SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 のサポート
l Dell PowerEdge R715、M710HD、および M610X のサポート
l Citrix XenServer 5.6 のサポート
l OpenManage DVD イメージからブータブル USB キーの作成
l 追加ディスクのホットスペアとしての割り当て
前リリースの機能
前のSBUUリリースの主な機能は、次のとおりです。
l ESXi フラッシュのサポート
l VMware ESXi 4.x ハイパーバイザー上の Dell 組み込み OMSA のサポート
l 新しい BIOS オプションのサポート。
l ブレードサーバーの配置とスロット番号の表示。
l PERC 7 および SAS 7 コントローラのサポート。
機能の概要
表1-2 は、Dell システムの導入とアップデートに使用する SBUU の機能を説明しています。
表 1-2DellSBUU 機能
SBUUを使用する前に
本項では、SBUU を使用する上での必要条件と、このユーティリティを使用するときに必要になるその他の情報の見つけ方について説明しています。
必要条件と要件
以下の必要条件を満たす Dell システムを使用してください。
l 512 MB 以上のメモリ
l DVD ドライブ
一般的な必要条件と要件
l 2 つのネットワークファイルシステム(NFS)または Samba マルチネットワーク共有。導入するシステムにネットワーク接続がない場合は、複数の USB キーがあることを確認してください。
l SBUU を使用して複数のシステムを導入する場合は、ネットワーク上のすべてのシステムに関する情報が含まれるマルチシステム設定ファイル(.csvファイル)を作成することをお勧めしま
す。このファイルには、サービスタグ、ホスト名、IP アドレス、サブネットマスク、オペレーティングシステムの ISO ファイル名、プロダクトキー、DRAC IP アドレス、およびドメインネームシステム
(DNS)IP アドレスなどの情報が含まれます。このファイルを共通のネットワーク共有または USB キーに保存します。
SBUU はファイルを検証せずに、実際の導入時に使用します。カスタマイズされたブータブルメディアを同様のシステムのグループに適用する場合は、マルチシステム設定ファイルを参照して
特定するプロンプトが SBUU に表示されます。
l 次の操作のための共通のネットワーク共有または USB キー。
l 設定のエクスポート
l カスタマイズ可能なブータブルイメージの保存
メモ: ホットスペアとは、冗長ディスクアレイの障害が発生したメンバーを自動的に交換する予備のハードドライブです。
目的
参照
システムのベースボード管理コントローラ(BMC)、Dell Remote Access Controller(DRAC)、個別ディスクの冗長アレイ(RAID) などのシステムファームウェ
ア、および BIOS をプリオペレーティングシステム環境でアップデートする。
「システムファームウェアの設
定」
システムハードウェアを設定する。
「システムハードウェアの設定」
システムにオペレーティングシステムをインストールする。
「オペレーティングシステムのイ
ンストール」
ブータブルメディアをカスタム作成し、選択した複数のシステム(異なるプラットフォーム)を導入する。
「異なるシナリオでの SBUU
の使用」