Users Guide
SmartSector 技術を使用すると、データを含
むハードディスクセクタのみがコピーされるた
め、コピー処理を高速化することができます。
ただし、データの有無に関係なく、すべての
セクタを元のレイアウトのままコピーすることが
望ましい場合もあります。
使用セクタだけでなく未使用セクタもコピーで
きます。そのため、コピー処理に要する時間
が長くなり、リカバリポイントのサイズが大きく
なります。
SmartSector コピーの無効化
ハードディスクに不良セクタがある場合でも、
バックアップを実行できます。ほとんどの場合、
ドライブに不良セクタはありませんが、ハード
ディスクの老朽化とともに問題が発生する可
能性は高まります。
コピー中は不良セクタを無視
リカバリポイントの作成時に、リカバリポイント
にパスワードを設定します。パスワードには標
準文字列を含めることができます。パスワード
には、拡張文字列や記号を含めることができ
ません。ASCII で文字コードの値が 128 以下
になる文字を使用してください。
バックアップを復元するとき、またはリカバリポ
イントの内容を表示するときに、このパスワー
ドの入力を求められます。
パスワードを使用する
リカバリポイントデータを暗号化して、リカバリ
ポイントをさらに強力に保護します。
次の暗号化レベルから選んでください:
■ 標準(8 文字以上のパスワード)
■ 中(16 文字以上のパスワード)
■ 高(32 文字以上のパスワード)
暗号化を使用
12
[次へ]をクリックします。
13
[終了]をクリックして、バックアップを実行します。
14
バックアップが終了したら、[閉じる]をクリックして Symantec Recovery Disk のメイ
ンウィンドウに戻ります。
第 6 章 ドライブ全体のバックアップ
Symantec Recovery Disk からのワンタイムバックアップの実行について
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