Users Guide
説明オプション
Microsoft Exchange Server 2003 または
Microsoft SQL のような VSS 対応アプリケーショ
ンに使用されます。
このオプションでは次の操作が行われます。
■ VSS ストレージの完全バックアップを実行す
る。
■ 自身のトランザクションログを確認するために
VSS 要求を送信する。
VSS は、どのトランザクションがデータベースに
対してすでにコミットされているかを判断し、それ
らのトランザクションを切り捨てます。特に、トラン
ザクションログを切り捨てると、ファイルサイズを
処理しやすいように保ち、ファイルが使うハード
ディスクドライブの容量を制限するのに役立ちま
す。
このオプションを選択しない場合、バックアップ
は VSS ストレージでそのまま行われます。ただ
し、VSS はバックアップ後、自動的にトランザク
ションログを切り捨てません。
メモ: このオプションは Symantec Recovery
Disk の[コンピュータをバックアップ]機能を使
用してリカバリポイントを作成すれば表示されま
せん。
VSS の完全バックアップの実行
リカバリポイントの作成時に、リカバリポイントにパ
スワードを設定します。パスワードには標準文字
列を含めることができます。パスワードには、拡
張文字列や記号を含めることができません。
ASCII で文字コードの値が 128 以下になる文字
を使用してください。
バックアップを復元するとき、またはリカバリポイ
ントの内容を表示するときに、このパスワードの
入力を求められます。
パスワードを使用する
リカバリポイントデータを暗号化して、リカバリポ
イントをさらに強力に保護します。
次の暗号化レベルから選んでください:
■ 標準(8 文字以上のパスワード)
■ 中(16 文字以上のパスワード)
■ 高(32 文字以上のパスワード)
暗号化を使用
75第 6 章 ドライブ全体のバックアップ
ドライブベースのバックアップの定義