Users Guide

説明段階
スナップショットが作成された後の段階です。この段階
では、リカバリポイントの作成中にサービスがドライブ
に対して通常の処理を再開することを許可するコマン
ドを実行できます。
データベースは一時的にバックアップ状態になります
が、スナップショットの作成は数秒で済みます。最小
数のログファイルが作成されます。
スナップショット作成後に実行
リカバリポイントファイルが作成された後の段階です。
この段階では、リカバリポイント自体を処理するコマン
ドを実行できます。たとえば、リカバリポイントをオフラ
インの場所にコピーできます。
リカバリポイント作成後に実行
ドライブベースのバックアップの詳細オプション
ドライブベースのバックアップを定義すると、次の詳細オプションを設定できます。
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ドライブベースのバックアップの詳細オプション
説明オプション
リカバリポイントを複数の小さいファイルに分割
し、各ファイルの最大サイズ(MB)を指定します。
たとえば、リカバリポイントをバックアップ先から
ZIP ディスクにコピーする場合は、ZIP ディスクの
サイズに従って最大ファイルサイズ 100 MB
指定します。
リカバリポイントを複数ファイルに分割して圧縮
保存
SmartSector 技術を使用すると、データを含む
ハードディスクセクタのみがコピーされるため、コ
ピー処理を高速化することができます。ただし、
データの有無に関係なく、すべてのセクタを元
のレイアウトのままコピーすることが望ましい場合
もあります。
使用セクタだけでなく未使用セクタもコピーでき
ます。そのため、コピー処理に要する時間が長
くなり、リカバリポイントのサイズが大きくなります。
SmartSector コピーの無効化
ハードディスクに不良セクタがある場合でも、バッ
クアップを実行できます。ほとんどの場合、ドライ
ブに不良セクタはありませんが、ハードディスク
の老朽化とともに問題が発生する可能性は高ま
ります。
コピー中は不良セクタを無視
6 ドライブ全体のバックアップ
ドライブベースのバックアップの定義
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