Users Guide
考慮する項目バックアップ先
バックアップデータをリムーバブルメディアに保存する際、バック
アップするのに複数のメディアが必要な場合は、ファイルが自動
的に正しいサイズに分割されます。
複数のドライブのバックアップでは、同じメディア上に複数のドラ
イブのリカバリポイントを保存する領域を確保できる場合でも、各
ドライブのリカバリポイントはメディア上に単体で保存されます。
この方法を使用する場合は、バックアップをスケジュールできま
せん。
メモ: CD-RW または DVD-RW をリカバリポイントの保存場所と
して使用すると、処理中にディスクを交換する必要があるため、
最適な方法とはいえません。
CD-RW/DVD-RW
次の表に、バックアップ先の種類と、それぞれの長所と短所を示します。
表 5-2
バックアップ先の長所と短所
短所長所バックアップ先
■ 他の用途で使用できるドラ
イブ領域が減る
■ ハードディスクドライブが故
障した場合は、データが消
失する可能性がある
■ 高速にバックアップおよび
修復できる
■ 無人バックアップをスケ
ジュールできる
■ ディスク領域に繰り返し上書
きが可能で低コストである
ハードディスクドライブ
(推奨)
■ Symantec Recovery Disk
から復元するには、ネット
ワークインターフェースカー
ドドライバがサポートされて
いる必要がある
■ バックアップおよびデータの
復元を実行するユーザーに
適切な権限を割り当てる必
要がある
■ 高速にバックアップおよび
修復できる
■ 無人バックアップをスケ
ジュールできる
■ ディスク領域に繰り返し上書
きが可能で低コストである
■ ローカルハードディスクドラ
イブが故障した場合にデー
タを保護できる
■ 既存のネットワークバック
アップ方法を使用して、デー
タを別の場所に保管できる
ネットワークドライブ
(推奨)
第 5 章 データバックアップのベストプラクティス
バックアップ先の選択について
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