Users Guide

バックアップに関する追加のアドバイス
定義したバックアップを実行する場合、次のアドバイスを参考にしてください。
スケジュールされたバックアップを開始するのに、Backup Exec System Recovery
が実行中である必要はありません。バックアップを定義した後で、Backup Exec System
Recovery を終了できます。
バックアップ対象のコンピュータは、電源が入っており、Windows が起動している必
要があります。
定義したバックアップは、後で編集または実行できるように自動的に保存されます。
バックアップ中は、ディスクのデフラグプログラムを実行しないでください。リカバリポイ
ントの作成に要する時間が大幅に延び、予期しないシステムリソースの問題が発生す
ることがあります。
相互に依存する複数のドライブがある場合、そのようなドライブは同一のバックアップ
に含めてください。これにより、最大限の保護を行うことができます。
複数のドライブを定義した同一のバックアップに含めることで、実行するバックアップ
の合計数を減らします。これにより、作業の中断を最小限にすることができます。
進行状況とパフォーマンスの機能を使用して、コンピュータのパフォーマンスに対す
るバックアップの影響を減らします。たとえば、プレゼンテーションの途中でスケジュー
ルされたバックアップが開始された場合、バックアップの速度を下げて、処理リソース
をプレゼンテーションプログラムに割り当てることができます。
バックアップ中に、コンピュータの電源管理機能が Backup Exec System Recovery
と競合することがあります。
たとえば、一定の時間が経過したらコンピュータが休止状態になるように設定されて
いることがあります。スケジュールされたバックアップ中には、電源管理機能を無効に
してください。
バックアップが中断された場合、再実行してください。
バックアップの作成中に問題が発生した場合、コンピュータの再起動が必要となる場
合があります。
バックアップジョブの定義後
定義したバックアップジョブは、後で編集または実行できるように自動的に保存されます。
バックアップを定義して、その実行をスケジュールしたら、Backup Exec System Recovery
を終了することができます。バックアップを開始するために、プログラムを実行している必
要はありません。
ただし、バックアップが行われるときに、コンピュータの電源が入っており、Windows
起動している必要があります。そうでない場合、コンピュータの電源が入るまで、スケジュー
57 5 データバックアップのベストプラクティス
バックアップに関する追加のアドバイス