Users Guide

VHD のバックアップについて詳しくは Microsoft 社の Web サイトを参照してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd440865(WS.10).aspx
Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元に
ついて
Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップを作成するには、仮想マシンがホストされ
ているコンピュータのボリュームをバックアップする必要があります。これを行うには、ホス
トマシンのライブバックアップまたはシステム状態バックアップのいずれかを作成します。
特定の仮想マシンをバックアップまたは復元できます。ライブバックアップは仮想マシン
の実行中に作成されます（ホットバックアップ）。システム状態バックアップは仮想マシン
上のゲストオペレーティングシステムが実行されていないとき（コールドバックアップ）また
は Hyper-V VSS 統合コンポーネントが仮想マシンにインストールされていない場合に作
成されます。
メモ: Backup Exec System Recovery ではクラスタ化された共有ボリュームはバックアッ
プできません。このような設定のボリュームはクラスタ化された各 Hyper-V ホストコンピュー
タにアクセスできるため、特定のボリュームをバックアップ用にロックすることができません。
ただし、1 つのホストにディスクへの排他的なアクセス権があるため、クラスタ化されたディ
スクは Backup Exec System Recovery でバックアップできます。
実行中の仮想マシンのバックアップを作成するには、次の条件を満たす必要があります。
■ ゲストオペレーティングシステムが実行されている。
■ ゲストマシンで Windows Server 2003 以降 が実行されている。
ゲストマシンで Windows 2000、Windows XP 32 ビットまたは 64 ビットが実行され
ている場合は、システム状態バックアップのみを作成できます（コールドバックアップ）。
■ バックアップする各仮想マシンに Hyper-V VSS 統合コンポーネントがインストールさ
れている。
仮想マシンを Virtual Server 2005 から Hyper-V に移動する場合は、Hyper-V VSS
統合コンポーネントをインストールする前に、まず Virtual Server 2005 統合コンポー
ネントを仮想マシンからアンインストールする必要があります。
■ ゲスト仮想マシンが、ダイナミックディスクではなくベーシックディスクのみを使用する
ように設定されている。
これは、Windows 仮想マシンをインストールする場合のデフォルトです。
■ 固定ディスク上のすべてのボリュームでスナップショットの作成がサポートされている。
前述の条件が満たされていない場合にバックアップを実行しようとすると、Backup Exec
System Recovery はクラッシュ整合性のあるシステム状態リカバリポイントを作成します。
付録 D Microsoft の仮想環境のバックアップについて
Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元について
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