Users Guide
ントがある場合、新しいハードウェアに復元できます。Restore Anyware は、古いコン
ピュータから新しいハードウェアへアップグレードするときにもよく使用されます。この機能
を使用するとドライブのみが修復されます。ファイルおよびフォルダレベルでの修復には
使用できません。
警告: ハードウェアベンダからの OEM ライセンスまたはシングルユーザーライセンスを使
用している場合、Windows 製品のライセンスキーを使用して Windows ソフトウェアを再
度アクティブ化するように求めるメッセージが表示されることがあります。OEM およびシン
グルユーザーライセンスのアクティブ化の数には制限があることに注意してください。
Restore Anyware を使っても、お使いのオペレーティングシステムまたはアプリケーショ
ン(あるいはその両方)のライセンス契約に違反しないことを確認してください。
Restore Anyware を使う場合は、以下のことに留意してください。
■ まったく異なる種類のハードウェアに Restore Anyware を使用する場合は、次の操
作が必要になる場合があります。
■ 大容量ストレージデバイスのドライバを指定する
■ 復元する Windows オペレーティングシステムの修正プログラムを指定する
■ システムが再起動したときに Windows オペレーティングシステムのライセンス認
証を再度アクティブ化する
■ システムが再起動したときにライセンスキーを入力する
■ システムが再起動したときに、リカバリポイントにローカルのユーザー名とパスワー
ドを入力する
■ Restore Anyware を使ってリカバリポイントを復元する場合は、ローカルの管理者名
とパスワードの入力を求める画面が表示されることがあります。復元を実行する前に、
この情報を用意しておく必要があります。
■ 静的 IP アドレスを使っているコンピュータで Restore Anyware を使う場合は、復元
の完了後にそのコンピュータの再設定を手動で実行する必要があります。
■ Symantec Backup Exec System Recovery では、1 つのシステムで 1 つの NIC を
サポートします。2 つの NIC を搭載したシステムで Restore Anyware を使って復元
を実行するには、もう 1 つの NIC を手動で設定する必要がある場合があります。
Restore Anyware を使用してコンピュータの復元を実行する前に、復元に使用するリカ
バリポイントを、アクセスできる場所(参照可能な場所など)に保存する必要があります。
復元時には、ディスクドライバ、サービスパック、修正プログラムなどを指定するように指示
される場合もあります。また、Windows メディア CD を用意しておくことを推奨します。
Restore Anyware ドライバの取得について詳しくは、
http://www.symantec.com/region/jp/techsupp/enterprise/select_product_kb.html
でシマンテック社のナレッジベースを参照してください。
191第 14 章 コンピュータの修復
Restore Anyware を使用した復元