Users Guide
説明オプション
マスターブートレコードを復元します。マスター
ブートレコードは、物理ハードディスクの第一セ
クタに含まれています。マスターブートレコード
は、マスターブートプログラムと、ディスクパーティ
ションを記述するパーティションテーブルから構
成されています。マスターブートプログラムは、
最初の物理ハードディスクのパーティションテー
ブルを分析して、アクティブな基本パーティショ
ンを調べます。その後、アクティブなパーティショ
ンのブートセクタからブートプログラムを起動しま
す。
このオプションは、上級ユーザーのみが利用す
ることをお勧めします。修復環境でドライブ全体
を復元する場合にのみ利用可能です。
次のいずれかに当てはまる場合、このオプション
を選択します。
■ リカバリポイントを新しい空のハードディスク
に復元している。
■ リカバリポイントを元のドライブに復元してい
るが、リカバリポイントの作成後にドライブの
パーティションが変更されている。
■ ウイルスまたはその他の問題によって、ドライ
ブのマスターブートレコードが破損した疑い
がある。
マスターブートレコードを復元
仮想ディスクファイルからのコンピュータの修復
修復環境を使用して、仮想ディスクファイル(.vmdk または .vhd)内からコンピュータを修
復できます。修復するハードディスクドライブに対応する仮想ディスクがある場合、コン
ピュータやその他のハードディスクドライブを、元の仮想ディスクが作成された時点の状
態にすべて修復できます。
p.151 の 「仮想変換ジョブの定義」 を参照してください。
p.145 の 「ワンタイム仮想変換の実行」 を参照してください。
メモ: 異なるハードウェアを使うコンピュータに仮想ディスクを復元すれば、Restore
Anyware 機能は自動的に有効になります。
p.181 の 「コンピュータの修復」 を参照してください。
p.193 の 「Restore Anyware によるコンピュータの修復」 を参照してください。
第 14 章 コンピュータの修復
仮想ディスクファイルからのコンピュータの修復
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