Users Guide
Oracle RAC DB 用のネットワークおよびストレージの設定 257
Oracle Clusterware、データベース、バック
アップ用のディスクの準備
本項では、以下のディスク用に論理ドライブを作成するための情報を提供
します。
•
Oracle Cluster Registry
(
OCR
)
ディスク
—
クラスタ設定情報が
格納されています。
•
投票ディスク
— 1
つまたは複数のノードでプライベートネットワー
クまたは接続ストレージが使用できない場合に、クラスタノード間
にアービトレーションを提供します。
•
データディスクとバックアップディスク
—
データベースを作成し
(データディスク)、バックアップとログデータを保存する(バック
アップディスク)ためのストレージ領域を提供します。
本書で説明されているクラスタ設定を行う際に、共有ストレージ上にパー
ティションを作成します。パーティションの作成時には、接続されている
ストレージシステム内に作成された
LUN
または論理ディスクをクラスタ
ノードが検知できることを確認します。
Oracle Clusterware
用のディスクを準備するには、
OCR
ディスク、投票
ディスク、データディスク、およびフラッシュリカバリ領域ディスクを確
認します。適切なディスクが確認できたら、ノード
1
で以下の手順を実
行します。
1
共有ディスクの自動マウントオプションを有効にします。
2
Windows Server 2003
で
Clusterware
用の
OCR
ディスクと投票ディ
スクを準備します。
3
Windows Server 2008
で
Clusterware
用の
OCR
ディスクと投票ディ
スクを準備します。
4
OCFS
を使用したデータベースストレージ用のデータベースディスク
とフラッシュリカバリ領域を準備します。
5
ASM
を使用したデータベースストレージ用のデータベースディスク
とフラッシュリカバリ領域を準備します。