Users Guide
242 Oracle RAC DB 用のネットワークおよびストレージの設定
プライベートネットワークの設定とチーム化
クラスタを展開する前に、各クラスタノードにプライベート
IP
アドレス
とホスト名を割り当てます。この手順により、ノードがプライベートイン
タフェースを通じて確実に通信できるようになります。
2
ノードクラスタのネットワーク設定の例を
表
6-2
に示します。
メモ: この例では、すべてのクラスタノードのホストファイルにすべて
の IP アドレスが登録されています。
メモ: プライベートネットワーク用の 2 個の接続済み NIC ポートは、別々
の PCI バス上に置かれている必要があります。たとえば、ボンディング済
みのペアは、1 枚のオンボード NIC カードと 1 枚のアドオン NIC カードで
構成される場合があります。
表 6-1 NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 個 利用可能なポート 4 個
1
パブリック IP および仮想 IP パブリック IP
2
プライベート IP(NIC チーム) プライベート IP(NIC チーム)
3
プライベート IP(NIC チーム) プライベート IP(NIC チーム)
4 -
仮想 IP
表 6-2 2 ノードクラスタのネットワーク設定の例
ホスト名 タイプ IP アドレス 登録
rac1
パブ
リック
155.16.170.1 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts
rac2
パブ
リック
155.16.170.2 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts
rac1-vip
仮想
155.16.170.201 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts
rac2-vip
仮想
155.16.170.202 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts
rac1-priv
プライ
ベート
10.10.10.1 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts
rac2-priv
プライ
ベート
10.10.10.2 %SystemRoot%\system32\drivers\
etc\hosts