Users Guide
Oracle RAC DB 用のネットワークおよびストレージの設定 241
Oracle RAC DB 用のネットワーク
およびストレージの設定
本項では、以下について説明します。
•
パブリックおよびプライベートネットワークの設定。
•
ストレージ構成の確認。
•
Oracle Clusterware
および
Oracle
データベース用の共有ストレージ
の構成。
メモ: Oracle RAC では、順序化された一連の手順が必要とされます。ネッ
トワークとストレージを最小限の時間で設定するには、本章の手順を順番
に実行してください。
パブリックおよびプライベートネットワーク
の設定
メモ: クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有
のパブリックおよびプライベート IP アドレスを 1 つと、仮想 IP アドレス
としての機能を果たす追加のパブリック IP アドレスを 1 つ、各ノードに設
定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリック IP アドレスと同じ
サブネットに属していなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべ
てのパブリック IP アドレスは、ドメインネームサービス(DNS)に登録す
る必要があります。DNS サーバーが利用できない場合は、IP アドレスをす
べてのクラスタノード上のホストファイルに登録する必要があります。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
6-1
に示すとおりにパブリック
およびプライベートインタフェースを設定します。