Users Guide

定することによってデバイスのアラート送信先が設定され、デバイスからのアラートが SupportAssist を実
行しているサーバーに確実に転送されるようになります。
SupportAssist には、デバイスが SuppotAssist
インストールされているサーバーにアラートを転送するように、デバイスの SNMP を自動的に設定する機能
が備わっています。デバイスを追加すると、SupportAssist がデフォルトで、そのデバイスの SNMP を自動
的に設定することを確認するためのプロンプトを表示します。
SNMP 設定のステータスは、デバイスインベ
ントリ ページの ステータス 列に表示されます。SupportAssist がデバイスの SNMP を設定する間、デバイス
は、 SNMP を設定中 ステータスを表示します。また、デバイスインベントリ ページの その他のタスク
SNMP の設定 オプションを使用して、デバイスの SNMP をいつでも自動で設定することができます。
メモ: デバイスの SNMP の自動設定を SupportAssist に許可する、またはそのために SupporAssist を使
用すると、デバイスのアラート送信先が
SupportAssist を実行しているサーバーの IP アドレスに設定さ
れます。
関連リンク
SupportAssist を使用した SNMP の設定
デバイスの関連付け
ホストオペレーティングシステムの IP アドレスとデバイスの iDRAC IP アドレスの両方を使用して、
SupportAssist 内の単一デバイスを追加(検知)できます。このようなシナリオでは、デバイスインベントリ
ページで、同じデバイスに対して 2 つの別々のリストが表示されます。SupportAssist は、オペレーティング
システムと iDRAC を介してデバイスからアラートを受信します。ただし、動作目的では、SupportAssist
オペレーティングシステム IP アドレスとデバイスの iDRAC IP アドレスを関連付け、そのデバイスを単一
デバイスとして認識します。デバイスが関連付けされるとき、次の動作が予想されます。
オペレーティングシステムと、iDRAC から送信されたアラートが関連付けられ、デバイスのサービスタ
グに合わされたサポートケースが作成されます。
システム情報が収集される際は、両方のデバイスインベントリリストが同じステータスを表示します。
システム情報の手動収集 - システム情報が、デバイスインベントリ ページの選択したデバイスリストを
経由して収集されます。たとえば、オペレーティングシステムのリストが選択されている場合は、そのオ
ペレーティングシステムを介してシステム情報が収集されます。ただし、
SupportAssist がオペレーティ
ングシステムの IP アドレスを使用してデバイスに接続できない場合は、iDRAC を介してシステム情報が
収集されます。
定期的な収集およびケース作成システム情報は一般的に、オペレーティングシステムを介して収集さ
れます。ただし、
SupportAssist がオペレーティングシステム IP アドレスを使用してデバイスに接続
できない場合は、iDRAC を介してシステム情報が収集されます。
接続されたストレージデバイスでのハードウェア問題の検知
PowerEdge サーバの監視に加え、SupportAssist ではサーバーに接続されている Dell PowerVault MD シリー
ズストレージアレイから受信するアラートを処理することもできます。接続されたストレージデバイスから
のアラート生成は、サーバーにインストールされた Dell OpenManage Storage Services OMSSアプリケ
ーション経由で行われます。サーバーへの
OMSA の自動インストールを SupportAssist に許可すると、デフ
ォルトで OMSS もインストールされます。サーバーに手動で OMSA をダウンロードしてインストールする
場合は、OMSS もインストールするようにしてください。インストールしなければ、SupportAssist は接続さ
れたストレージデバイス上で発生する可能性のあるハードウェア問題を検知できなくなります。接続された
ストレージデバイスでハードウェア問題が検知されると、
SupportAssist は関連するサーバーに対するサポー
トケースを自動的に作成します。
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