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メンテナンスモードについて
メンテナンスモード機能は、SupportAssist のアラート処理と自動ケース作成機能を一時停止するため、アラ
ートストームまたは計画されたメンテナンスアクティビティ中に不要なサポートケースが作成されることを
防ぎます。監視対象デバイスからアラートを受信した場合、SupportAssist はデバイスを自動的にメンテナン
スモードにします。また、計画されたメンテナンスアクティビティの前にメンテナンスモード機能を手動で
有効化して、ケースの自動作成機能を一時停止することもできます。次の項では、メンテナンスモード機能
の詳細について説明します。
グローバルレベルのメンテナンスモード
グローバルレベルのメンテナンスモードでは、すべての監視対象デバイスがメンテナンスモードとなり、す
べてのデバイスのアラート処理と自動ケース作成が一時停止されます。グローバルレベルのメンテナンスモ
ードに設定されている間は、SupportAssist がページ上部に黄色い メンテナンスモード バナーを表示します。
グローバルレベルのメンテナンスモードを有効にして、ダウンタイムまたは定期メンテナンスアクティビテ
ィ間に不要なサポートケースが作成されることを防ぐこともできます。グローバルレベルのメンテナンスモ
ードを有効にする手順については、
グローバルレベルのメンテナンスモードの有効化または無効化を参照
してください。
デバイスレベルのメンテナンスモード
デバイスレベルのメンテナンスモードは、特定のデバイスに対するアラート処理とケースの自動作成を一時
停止します。その他すべての監視対象デバイスについては、SupportAssist は引き続きアラートを処理し、
ラートがケース作成の条件を満たす場合は、サポートケースを作成します。デバイスレベルのメンテナンス
モードは、次のように実施されます。
自動化されたデバイスレベルのメンテナンスモード — 60 分の間に特定のデバイスから 10 件以上の有効
なハードウェアアラートを受け取った場合、SupportAssist はデフォルトでそのデバイスを自動的にメン
テナンスモードにします。デバイスは
30 分メンテナンスモード状態となるので、そのデバイスのために
追加のサポートケースを作成することなく問題を解決することができます。また、電子メール通知メッセ
ージが一次連絡先および二次連絡先に送信され、デバイスはメンテナンスモードアイコン デバイ
スインベントリ ページに表示します。30 分後、デバイスは自動的にメンテナンスモードから除外され、
SupportAssist はこのデバイスの通常のアラート処理に復帰します。必要に応じて、手動でメンテナンス
モードを有効にすることで、問題が解決できるまでこのデバイスのメンテナンスモードを維持することが
できます。
30 分経過する以前に、デバイスを自動メンテナンスモードから除外することもできます。デ
バイスレベルでメンテナンスモードを有効または無効にする手順に関しては、デバイスレベルでメンテ
ナンスモードを有効または無効にする」を参照してください。
メモ: デバイスが自動的にメンテナンスモードになると、一次または二次連絡先に電子メール通知が
送信されます。ただし、デバイスレベルの自動メンテナンスモードについて電子メール通知を受信
できるのは、
SupportAssist SMTP サーバー(電子メールサーバー)が設定されている場合だけで
す。SMTP サーバーの設定」を参照してください。
デバイスレベルの手動メンテナンスモードデバイスに計画されたメンテナンスアクティビティがあ
り、
SupportAssist にサポートケースを自動作成させないようにするために、そのデバイスをメンテナン
スモードにすることができます。メンテナンスモードに設定されている間、デバイスはメンテナンスモー
ドアイコン デバイスインベントリ ページに表示します。メンテナンスアクティビティの完了
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