Users Guide
メモ: SupportAssist の奨励する OMSA バージョンは、PowerEdge サーバの世代とサーバ上で実行され
ているオペレーティングシステムに応じて異なる場合があります。
OMSA の奨励するバージョンにつ
いては、Dell.com/ServiceabilityTools で『Dell SupportAssist Version 1.3 for Servers Support Matrix』
(Dell SupportAssist for Servers バージョン 1.3 サポートマトリックス)を参照してください。
メモ: OMSA のインストール中に問題が発生した場合は、デバイスインベントリ ページに適切なステー
タスが表示されます。OMSA のインストールを再試行するには、SupportAssist の OMSA のインストー
ル / アップグレード オプションを使用できます。「OMSA のインストールまたはアップグレード」を参
照してください。
次の手順
• Enhanced Linux(SELinux)セキュリティが設定されている Linux オペレーティングシステムを実行して
いるサーバー上に SupportAssist をインストールした場合は、リモートデバイスからのアラートを受信す
るようにデバイスを設定します。詳細に関しては、「SELinux が有効になっているシステムでアラートを
受信する」を参照してください。
• SupportAssist で監視するデバイスを追加します。詳細については、「監視するデバイスの追加」を参照し
てください。
• (オプション)社内で SMTP サーバー(電子メールサーバー)を使用している場合、SupportAssist で SMTP
サーバーを設定します。これにより、SupportAssist がデバイスステータスや接続性ステータスの電子メ
ール通知の送信に、その
SMTP サーバーを活用することができるようになります。詳細については、
「SMTP サーバーの設定」を参照してください。
• (オプション)SupportAssist の一次および二次連絡先の連絡先情報を更新して、部品発送アドレスを提供
します。「連絡先情報の表示とアップデート」を参照してください。
• (オプション)グループとして一連のデバイスを管理するには、環境設定に基づいて 1 つ、または複数の
デバイスグループを作成します。「
デバイスのグループ化」を参照してください。
SELinux が有効のシステムのセットアップによるアラートの
受信
このタスクについて
SELinux(Security - Enhanced Linux)は、Linux オペレーティングシステムで動作を許可または禁止するセ
キュリティモジュールです。SupportAssist を実行しているシステム上で SELinux が有効になっている場合、
リモートデバイスからのアラート(SNMP トラップ)は SupportAssist によって受信されません。アラート
を受信しなければ、SupportAssist はリモートデバイス上で発生したハードウェアの不具合を識別できませ
ん。このため、SupportAssist を実行しているシステムで次の手順を実行して、SupportAssist がリモートデ
バイスからのアラート受信を許可するように設定する必要があります。
メモ: 以下のオペレーティングシステムでは、SELinux はデフォルトで有効になっています。
• Red Hat Enterprise Linux 6 または 7
• CentOS 6 または 7
• Oracle Enterprise Linux 6 または 7
手順
1. ターミナルウィンドウを開いて、supportassistpolicy.te という名前でポリシーファイルを作成します。
2. ポリシーファイル(supportassistpolicy.te)を開いて、次のように入力します。
module supportassistpolicy 1.0;
require {
type websm_port_t;
type snmpd_t;
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