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表 1. SupportAssist 機能 (続き)
SupportAssist 機能 説明 Dell サービス契約タイプ
基礎ハードウェ
ア
ProSupport ProSupport
Plus
ProSupport Plus レポー
ト
SupportAssist によって定期的に収集された
データにより、デルはプロアクティブなフ
ァームウェア推奨、およびその他レポートに
よって、保守された状態の会社環境設定に
対する見解を提供します。
* ハードウェア障害の予測検知は、PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズ 5 からシリーズ 9 までを搭載する、デルの
第 12 世代および第 13 世代の PowerEdge サーバーのハードドライブ、バックプレーン、およびエキスパンダにのみ適用されま
す。ハードウェア障害の予測検知は、SupportAssist が監視対象デバイスからシステム情報を定期的に収集し、それをデルに
送信するように設定されている場合にのみ動作します。
ケースデータ処理
パフォーマンス向上のため、SupportAssist のケースデータはダッシュボードへの表示前にキャッシュされるため、リアルタイ
ムでは表示されません。SupportAssist が起動すると、SupportAssist は 15 分おきにすべてのケースについてデルに照会しケー
スのステータスを更新する必要があるか判断します。
イベント処理
SupportAssist はイベントストーム状態をインテリジェントに処理し、60 分の時間範囲内で OpenManage Essentials 管理対象
環境からの最大 9 件の 個別アラートに対応します。ただし、10 件以上のアラートを受信すると、自動的にメンテナンスモード
になります。メンテナンスモードについての情報は、プリファレンスおよび SupportAssist のメンテナンスモードへの設定を
参照してください。
メンテナンスモードはアラートのその後の処理を中断し、不要なアラートを生成することなくインフラストラクチャの変更を
行うことを可能にします。メンテナンスモードになってから 30 分後、SupportAssist は自動的にメンテナンスモードを終了
し、通常のアラート処理を再開します。
SupportAssist によって収集されるデータ
メモ
: SupportAssist はデフォルトで、デバイスのサービス契約タイプの区別なく環境内のすべての対応デバイスからデー
タを収集し、そのデータをデルにアップロードします。データのコレクションはスタガされ、データは一度に 5~10 台の
デバイスから収集されます。データコレクションのデフォルト頻度についての情報は、「デフォルトのシステムログ収集
スケジュール」を参照してください。
SupportAssist は、OpenManage Essentials で管理される Dell ハードウェアおよびソフトウェアの設定データと使用情報を継続
的に監視します。デルでは、このプログラムに関連して、個人ファイル、ウェブ閲覧履歴、またはクッキーなどの個人情報に
アクセスしたり、これらを収集することは想定していませんが、偶発的に収集または表示された個人情報は、dell.com/
privacy で確認できるデルプライバシーポリシーに従って取り扱われます。
デルに送信されるデータログファイル内にある暗号化された情報には、次のデータカテゴリが含まれます。
● ハードウェアとソフトウェアのインベントリ — 取り付けられたデバイス、プロセッサ、メモリ、ネットワークデバイス、
使用状況、およびサービスタグ。
● サーバーに対するソフトウェア設定 — オペレーティングシステム、およびインストールされたアプリケーション。
● ネットワーク ID 情報 – コンピュータ名、ドメインネーム、および IP アドレス。
● イベントデータ — Windows イベントログ、コアダンプ、およびデバッグログ。
収集されたトラブルシューティング情報の詳細については、「システムログコレクションへのアクセスと表示」を参照してくだ
さい。
メモ
: 収集されたデータの一部の社内ネットワーク外への送信が、会社のセキュリティポリシーによって制限される場合、
収集されたデータをフィルタしてからデルに送信するように SupportAssist を設定することができます。詳細について
は、「システムログコレクションのフィルタ処理」を参照してください。
8 概要