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拡張機能の使用
SupportAssist Enterprise の拡張機能を利用して、SupportAssist Enterprise の機能を多くのデバイスで活用することができま
す。拡張機能を使用すると、Dell OpenManage Essentials や Microsoft System Center Operations Manager といったシステム
管理コンソールによって管理されているデバイスのインベントリおよび追加を行うことができます。また、システム情報を収
集してリモートシステムにアップロードする際の負荷を分散できるので、SupportAssist Enterprise のパフォーマンスを最適化
することができます。
トピック:
• 拡張機能のタイプ
• アダプターまたは Remote Collector のセット アップのサポート
• OpenManage Essentials または Microsoft System Center Operations Manager によって管理されているデバイスのインベ
ントリを開始する
• アダプタ
• リモートコレクタ
拡張機能のタイプ
SupportAssist Enterprise には、以下の 2 つのタイプの拡張機能があります。
● アダプタ — SupportAssist Enterprise とシステム管理コンソールとの間でインタフェースとして機能するアプリケーション
です。アダプタを使用すると、SupportAssist Enterprise において、各デバイスを個別に追加する代わりに、システム管理
コンソールによって管理されている対応デバイスのインベントリおよびアラートの取得を行うことができます。デバイス
の追加およびインベントリの後、SupportAssist Enterprise はデバイスを監視してハードウェアに問題がないかを確認し、
システム情報を収集してデルにアップロードすることもできます。SupportAssist Enterprise では、以下の 2 つのタイプの
アダプタを使用できます。
○ OpenManage Essentials アダプタ — OpenManage Essentials によって管理されているデバイスのインベントリを行いま
す。
○ System Center Operations Manager アダプタ — System Center Operations Manager によって管理されているデバイス
のインベントリを行います。
● リモートコレクタ — 特定の IP アドレスレンジ内にあるデバイスのシステム情報を収集およびアップロードする
SupportAssist Enterprise のリモートインスタンスです。リモートコレクタを使用すると、SupportAssist Enterprise がシス
テム情報を収集してリモートシステムにアップロードする際の負荷を分散できるようになります。通常、お使いの全デバ
イスのシステム情報は、SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバによって収集されアップロードされま
す。リモートシステムにリモートコレクタをセットアップすると、特定の IP アドレスレンジ内にあるデバイスのシステム
情報の収集およびアップロードが、リモートシステムによって実行されます。SupportAssist Enterprise のパフォーマンスを
最適に保つため、デバイスが 3,500 台を超えるごとに、別のリモートコレクタを設定することをお勧めします。
アダプターまたは Remote Collector のセット アップの
サポート
アダプターまたは Remote Collector をセットアップする機能は、SupportAssist Enterprise が Windows オペレーティング シス
テムにインストールされている場合のみ使用可能です。次の表に、オペレーティング システムに応じてアダプターまたは
Remote Collector をセットアップする機能の概要を示します。
表
10. アダプタのセットアップのサポート
SupportAssist Enterprise がインスト
ールされているオペレーティング シス
テム
Windows を実行するローカルサーバま
たはリモートサーバ上でのアダプタのセ
ットアップのサポート
Linux を実行するローカルサーバまたは
リモートサーバ上でのアダプタのセット
アップのサポート
Windows はい いいえ
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