Users Guide
このタスクについて
SupportAssist Enterprise によって収集されるシステム情報には、ホスト ID およびネットワーク構成データが含まれる可能性
のある、システム、ホスト、およびネットワークデバイスの完全な構成スナップショットなどの ID 情報(PII)が含まれま
す。ほとんどの場合、不具合の正しい診断には、このデータのすべてまたは一部が必要となります。会社のセキュリティポリ
シーによって ID データの社内ネットワーク外への送信が制限されている場合は、当該データを収集してデルに送信しないよう
に、SupportAssist Enterprise を設定してフィルタすることができます。
デバイスからシステム情報を収集する際、以下の ID 情報をフィルタすることができます。
● ホスト名
● IP アドレス
● サブネット マスク
● デフォルトゲートウェイ
● MAC アドレス
● DHCP サーバー
● DNS サーバー
● プロセス
● 環境変数
● レジストリ
● ログ
● iSCSI データ
● Fibre Channel データ - ホスト WWN(World Wide Name)とポートの WWN
メモ: 収集に ID 情報を含める オプションをクリアすると、社内ネットワークに関するデータの一部(システムログを含
む)がデルに送信されません。これにより、お使いのデバイスで問題が発生した場合、デルのテクニカル サポートで解決
することが困難になる可能性があります。
メモ: お使いのデバイスにアクティブな ProSupport Plus、ProSupport Flex for Data Center、または ProSupport One for
Data Center サービス契約がある場合、デルに送信するデータに ID 情報を含める オプションが無効になっているときは、
デバイスについての一部の報告情報を受信しません。
手順
1. 設定 をポイントして、プリファランス をクリックします。
プリファランス ページが表示されます。
2. ID 情報の設定 で、必要に応じて、デルに送信するデータに ID 情報を含める オプションをオンまたはオフにします。
メモ: デフォルトでは、デルに送信するデータに ID 情報を含める オプションはオンです。
メモ: デルに送信するデータに ID 情報を含める オプションをクリアすると、ログの収集機、診断データ、およびサポ
ートデータの設定も自動的にクリアされます。したがって、ID 情報の送信を無効にすると、ログおよび診断データがデ
ルに送信されなくなります。
メモ: デバイスからの ID 情報のコレクションを無効にしている場合は、ホスト名や IP アドレスなどの ID 情報は収集
されたシステム情報内でトークン化された値に置き換えられます。トークン化された値はトークン n として表示されま
す。たとえば、トークン 0、トークン 1、トークン 2 のようになります。
3. 適用 をクリックします。
関連参照文献
プリファランス on page 152
ソフトウェア情報とシステムログ収集の有効化または無
効化
前提条件
ユーザーの昇格または管理者権限で SupportAssist Enterprise にログインする必要があります。「SupportAssist Enterprise ユー
ザーグループ」と「ユーザーに対する昇格された権限または管理者権限の付与」を参照してください。
デ
ータ収集の設定 83