Users Guide
SupportAssist Enterprise がデバイスで発生する可能性のあるハードウェアの問題を監視するには、次の依存関係を満たす
必要があります。
● デバイスの SNMP 設定が SNMP トラップ(アラート)を SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバー
に転送するように設定されている必要があります。
● Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)の奨励するバージョンがデバイスにインストールされている必要があ
ります。
これらの依存関係を満たすため、SupportAssist Enterprise は SNMP トラップ(アラート)の転送を設定し、デバイスで自
動的に OMSA をインストールまたはアップグレードできます。SupportAssist Enterprise の自動動作を許可する方法:
● アラートを転送するようにデバイスを設定し、SNMP の設定 オプションが選択されていることを確認します。
● デバイスで OMSA をインストールまたはアップグレードするには、OMSA のインストール / アップグレード オプショ
ンが選択されていることを確認します。
アラート転送を設定し OMSA をインストールするタスクは、デバイスが正常にデバイスインベントリに追加された後に開
始されます。
メモ: 両方のタスク(アラート転送の設定と OMSA のインストールまたはアップグレード)を手動で実行する場合は、
SNMP の設定 と OMSA のインストール / アップグレード オプションをクリアします。
7. 次へ をクリックします。
デバイス資格情報 ページが表示されます。
8. 該当するフィールドにデバイスの管理者またはルートユーザー名とパスワードを入力し、次へ をクリックします。
メモ: 入力するユーザー名とパスワードには以下が必要です。
● デバイスのローカル管理者またはドメイン管理者権限、および WMI アクセス(デバイスで Windows オペレーティ
ング システムが実行されている場合)
● ルート、または sudo ユーザー権限(デバイスで Linux オペレーティング システムが実行されている場合)sudo ユ
ーザーのユーザー名とパスワードを入力する場合は、その sudo ユーザーが SupportAssist Enterprise に設定されてい
ることを確認します。sudo ユーザーの設定方法については、「SupportAssist Enterprise の sudo アクセス権の設定
(Linux) 、p. 112」を参照してください。
デバイスが Windows ドメインのメンバーである場合、ユーザー名を [ドメイン \ ユーザー名] フォーマットで入力する必要
があります.例えば、MyDomain\MyUsername となります。ローカルドメインであることを示すために、ピリオド [.] を使
用することもできます。例えば、.\Administrator となります。
Linux ユーザー名の例:root
SupportAssist Enterprise でデバイスが識別されるまで、デバイスを検出しています ページが表示されます。
デバイスが正常に検出された場合は、デバイス グループを割り当て(オプション) ページが表示されます。それ以外の場
合、適切なエラーメッセージが表示されます。
9. 必要に応じて、他のグループの割り当て リストから、デバイスを割り当てるデバイスグループを選択します。
デバイスグループを選択しない場合、デバイスは デフォルト デバイスグループに割り当てられます。事前定義されたデバ
イスグループの詳細については、「事前定義されたデバイスグループ」を参照してください。
10. 終了 をクリックします。
デバイスがデバイスインベントリに追加され、サマリ ページが表示されます。
11. OK をクリックして、単一デバイスの追加 ウィザードを閉じます。
注意
: デバイスの SNMP が設定されておらず、デバイスに OMSA がインストールされていない場合、SupportAssist
Enterprise はデバイスで発生する可能性があるハードウェアの問題を監視できません。
メモ: OMSA のインストールは、CentOS、Oracle Virtual Machine、および Oracle Enterprise Linux を実行しているデバ
イス上ではサポートされません。これらのデバイスを デバイスタイプ で サーバー / ハイパーバイザー として追加した
ときは、SupportAssist Enterprise では、システム情報を収集してアップロードすることのみ可能です。SupportAssist
Enterprise でこれらのデバイスのハードウェアの問題を監視できるようにするには、これらのデバイスを デバイスタ
イプ で iDRAC として選択して追加します。iDRAC の追加についての詳細は、「iDRAC の追加 、p. 32」を参照してく
ださい。
デバイスが適切なステータスで、デバイスインベントリに追加されます。
● SupportAssist Enterprise が SNMP 設定を構成しているとき、デバイスには SNMP の設定ステータスが表示されま
す。
デバイスの追加
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