Users Guide
* ハードウェア障害の予測検知は、PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズ 5 からシリーズ 9 までを搭載する、デルの
第 12 世代および第 13 世代の PowerEdge サーバのハードドライブ、バックプレーン、およびエキスパンダにのみ適用されま
す。ハードウェア障害の予測検知は、SupportAssist Enterprise がお使いのデバイスからシステム情報を定期的に収集し、それ
をデルに送信するように設定されている場合にのみ使用可能です。
SupportAssist Enterprise によって収集されるデータ
SupportAssist Enterprise は、管理対象 Dell ハードウェアおよびソフトウェアの設定データと使用情報を継続的に監視します。
デルでは、このプログラムに関連して、個人ファイル、Web 閲覧履歴、またはクッキーなど、個人情報にアクセスしたり、こ
れらを収集したりすることは想定していませんが、偶発的に収集または表示された個人情報は、https://www.Dell.com/
privacy で確認できるデルのプライバシー ポリシーに従って取り扱われます。
デルに送信されるデータログファイル内にある暗号化された情報には、次のデータ項目が含まれます。
● ハードウェアとソフトウェアのインベントリ — 取り付けられたデバイス、プロセッサ、メモリ、ネットワークデバイス、
使用状況、およびサービス タグ
● サーバーに対するソフトウェア設定 — オペレーティング システム、およびインストールされたアプリケーション
● 設定情報 — インタフェース、VLAN、データ センターブリッジング(DCB)、スパニングツリー、およびスタッキング
● ID 情報 — システム名、ドメイン名、および IP アドレス
● イベント データ — Windows イベント ログ、コア ダンプ、およびデバッグ ログ
また、SupportAssist Enterprise によって収集されたデータにアクセスして表示することもできます。収集したデータの表示に
ついての詳細は、「デバイス ページから収集を表示 、p. 85」を参照してください。
SupportAssist Enterprise はデフォルトで、デバイスのサービス契約を問わず、すべてのデバイスからデータを収集し、そのデ
ータをデルへセキュアに送信します。データの収集は調整され、一度に 10 台のデバイスから収集されます。データ コレクシ
ョンのデフォルト頻度の詳細については、「システム情報の収集のためのデフォルトスケジュール 、p. 82」を参照してくださ
い。
メモ
: 会社のセキュリティポリシーによって収集データの一部を社内ネットワーク外へ送信することが制限されている場
合、お使いのデバイスから特定データの収集を除外するように、SupportAssist Enterprise を設定することができます。特
定のデータの収集を除外する方法の詳細については、「ID 情報の収集の有効化または無効化 、p. 82」および「ソフトウェ
ア情報とシステムログ収集の有効化または無効化 、p. 83」を参照してください。
メモ: SupportAssist Enterprise によって収集されるデータについて、および収集されたデータがデルによってどのように
使用されるかの詳細については、https://www.Dell.com/SupportAssistGroup の技術マニュアル「Dell SupportAssist:
Security Considerations」を参照してください。
概要 11